見出し画像

自分にも やさしく


先日受講した認知症サポーター養成講座の時に、「相手にもやさしく、自分にもやさしく」することが介護のポイントだと教わりました。

認知症の介護は在宅が多いそうで、家族の支えが必要になります。
講座では、介護中に疲れたり悩んだりした時に「1人で抱え込まない」「困ったら専門家の手を借りる」などして自分を守ることも大切だと説明を受けました。

結果的に、それが相手にやさしくできることに繋がるそうです。

介護職員初任者研修を受けた時も「自分の健康管理(身体も心も)が重要」と言われました。

認知症の講座と同じような感じで、自分が健康でいることが良い介護に繋がると教わりました。


私は「自分にもやさしく」することは介護に関係なく、誰にとっても大切なことだと思います。

私自身ここ数年、離婚や母親を癌で亡くした経験の中で「自分を大事にしなきゃ」と思うようになりました。

1人で悩みを抱え込んでいた時期があったのですが、幸いなことに周りの人が気にかけてくれたことで、辛い気持ちを人に話せるようになりました。

そうすることで「人に甘えてもいい」と思えましたし、無理をしている自分に気づくことができました。

離婚の時は散々でしたが、母親の時は色々と気づき出した頃だったのと、環境にも恵まれていたこともあり、無理なく自分にできる範囲で母親に寄り添うことができました。

いろんなことを通して、今では自分に目を向けるようになりました。
周りが気づいてくれることもありますが、やっぱり自分のことなので意識すれば自分でも気づけます。

あとは自分に嘘をつかず、ネガティブな気持ちも受け入れることです。
つい目を逸らしたくなりますが、素直に自分を受け入れるのが良いと気づきました!

そこから誰かに相談したり、自分を休ませてあげたり、できる対処をするようにしています。

まだまだ訓練中ですが…。

それが私の「自分にもやさしく」することです。

少しですが、前より穏やかになったかな?と思います。あくまでも自己評価です。

周りにも優しくできるようになった気がします。
本当に優しくできているかはわかりませんが、あまりイライラはしなくなりました。

「自分にもやさしくする」ことをこれからも続けていきたいです。

それが自分にとって、(もしかしたら他の誰かにとっても)良い効果をもたらすことがあればいいなぁ…と思います。

いいなと思ったら応援しよう!