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野球トレーニング #3【股関節を柔らかく使う】

四股の基本5種より、本日は3つ目のバリエーションである【四股ステップ】について、解説します。


<四股の基本5種(バリエーション)>
① 四股・腰割
② 四股・脚挙げ
③ 四股・ステップ
④ 四股・内外旋
⑤ 四股・1,2Jump


①スタートポジション
②左足をステップ(5〜10cm程度)しながら沈む
⇒①に戻り沈む
③右足をステップ(5〜10cm程度)しながら沈む
⇒①に戻り沈む

写真だと少し分かりにくいので、動画もご参照ください。

野球の動作に関連づけると、ゴロ捕球の動きに繋がる種目です。
ステップする際、一瞬片側の脚を浮かせ、着地する時に深く沈むようにします。
その際、股関節(お尻周り)で体重を柔らかく受けるように意識します。
ゴロ捕球時に、衝突するような動きになってしまうような選手は、筋力強化と共に、動きづくりを目的として取り入れていくべき種目の一つです。
股関節で受けるような動きができると、次の動作(送球)にスムーズに移行することができる一方で、衝突系の膝周り(大腿四頭筋)で受けるような動きでは、次の動作に移る際に膝が突っ張る(伸びる)ような形になり、身体が浮き上がり重心のブレが大きくなってしまいます。

したがって、この種目を行う際は常に【股関節を柔らかく使う】ことを意識すると良いでしょう。

JPFストレングス工房
鬼頭 祐介

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