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【都市対抗予選】産みの苦しみ

第95回都市対抗野球出場をかけ、各地区の予選は佳境を迎えています。
来週1週間で、全ての出場チームが出揃い、6/16日には抽選会が行われます。

さて、工房の顧問先2チームが、今年は揃って本大会への代表権を獲得しました。

まず先に(6/7金)決めたのは、

三菱自動車岡崎
【東海地区 第2代表/2年連続14回目】

※写真:毎日新聞 サイトより引用転載

昨年の本大会では、20年ぶりのベスト8入りを果たしたチームは、また一段と成長したことを感じさせる戦いぶりで、堂々の代表権獲得。
今年は、「日本一」をはっきりと目標に掲げるチームにあって、本戦での躍進が期待されます。

続いて、本日(6/9日)
JFE東日本が代表権を獲得しました。

JFE東日本
【南関東地区 第3代表/3年ぶり26回目】

※写真:毎日新聞 サイトより引用転載

2019年に都市対抗初優勝を達成したチームでしたが、昨年,一昨年と2年連続で予選敗退。
迎えた今年の予選、準決勝で2年連続敗れているテイ•エス•テックに雪辱を果たし、第1代表決定戦に進出。
しかし、ここからスムーズに勝たせてもらえるほど、都市対抗予選は甘くないことを痛感させられるかのように、第1,第2代表決定戦で連敗。
そして、迎えた本日の第3代表決定戦。負けたら3年連続の予選敗退というプレッシャーがかかる中、見事に勝ち切りました。
特に、2年連続の予選敗退を経験してきた3年目以上の選手たちの重圧たるや、相当のものであったことは想像に難くありません。

社会人野球でよく言われることですが、都市対抗に出なければ、存在意義がないとまで言われます。
それ故に、都市対抗予選というのは、どの地区どのチームにとっても、相当プレッシャーのかかる中での戦いとなるわけです。
まさに「大人たちの真剣勝負」が、そこにはあります。

今日のJFE東日本の勝利は、まさにそんな中での「産みの苦しみ」とも言えるものだったように思います。
しかし、試合後の落合監督のコメントにもあったように、本戦はどのチームも一からスタートです。
予選で苦しい思いをした分、本戦ではお祭り気分のごとく存分に暴れて欲しいと思います。
もちろん、三菱自動車岡崎も同様です。

願わくば、三菱自動車岡崎とJFE東日本が都市対抗の決勝の舞台で対戦する、そんなことを夢想できるのは、この立場ゆえの楽しみではあります。

ちなみに、個人的な話になりますが、三菱自動車岡崎は2020年より、JFE東日本は2024年(今期)より、ストレングス(WT)担当として上司(田内)より引き継ぐ形で、チーム強化に参画しています。
もちろん、私一人で成り立つ仕事ではなく、特にJFE東日本においては、他のスタッフとメディカル部門も会社(ストレングス工房)で請け負いながら、『トレーナーチーム』でサポートに当たっています。

とにかく、2チーム共に予選を勝ち抜き、ホッとしたというのが本音です。
あとは、本戦で選手が活躍できるよう、残り1ヵ月、仕上げのサポートをします。

JPFストレングス工房
鬼頭 祐介

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