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捲土重来(けんどちょうらい)
致知Reviewのような形にはなるが、2024年11月号の致知より、巻頭の言葉で數土文夫氏(JFEホールディングス名誉顧問)が紹介している言葉。
あまりにも有名で、スポーツチームのスローガンやアスリートの座右の銘のような形で紹介されることの多い言葉。
しかし、恥ずかしながら、私自身は言葉はよく耳にしたことがあったものの、由来や意味を知らなかった。
そして、今回、記事を読み、これこそアスリートに贈る言葉として良い言葉だと感じ、あえて投稿したい。
この言葉は、今から二千二百年前の古代中国における項羽と劉邦の故事に由来する。
「垓下の戦い」において、悲観的な死を遂げた項羽を悼み、著名な詩人•杜牧が詠んだ詩より。
烏江亭に題す
勝敗は兵家の事、期せず
羞を包み、恥を忍ぶは是れ男児
江東の子弟、才俊多し
捲土重来、未だ知るべからず
大志・大望を抱いた者が一度や二度の挫折や失敗で諦めたり挫けたりするな、捲き返せ。という意味。
一度の負けや失敗、挫折などで諦めるのではなく、飽くなき挑戦を繰り返しながら、勝利を目指す、まさにアスリートにとってピッタリの言葉である。
JPFストレングス工房
鬼頭 祐介