ボドゲの鉄人にエントリーした理由
ボドゲの鉄人 Advent Calendar 2024の12月7日の記事です。
ボドゲの鉄人についてはこちら。
この記事ではボドゲの鉄人の第一回に引き続き、第二回にもエントリーした理由を簡単に書きます。
第一回の優勝チームメンバーなのでディフェンディングチャンピョンとして参加する意義ももちろんありますが、本当の理由はもっと利己的です。私はボドゲの鉄人を一つのゲームと見做しています。第一回でこのゲームが思いのほか楽しかったので第二回も参加したいと考えました。
ボドゲの鉄人のゲーム性はいろいろありますが、私が重視しているのはその場で思いついた拙いアイディアを半強制的にテストせざるを得ないシチュエーションです。
ボードゲームを作っていく中で一番ハードルが高いと感じていることは、まだ面白いかどうかわからないアイディアをテストすることです。通常のボードゲーム会などでは面白いかどうかわからないゲームをテストしてもらうことはかなり勇気が要ります(申し訳なくもあります)。ゲームデザイナーが集まって行われるテストプレイ会であっても、まだ検証ができていない拙いアイディアをテストしてもらうことは恐怖を伴います。
それを乗り越えてテストを行っても、自分では面白いと思っていたアイディアが上手く動作しなかった場合、まるで自分の感性を否定されたかのように錯覚して落ち込んでしまいます。これが続くとますますテストのハードルが上がっていきます。
ですが、ボドゲの鉄人のプレイ中はテストのハードルを打ち捨てて、思いついたアイディアをその場ですぐにテストする必要があります。時間制限がある状態でたくさんのダイスをゾロ目が出るまで振り続けるイメージです。その結果、何とか使えそうなものを引き当てることができるととても興奮します。
第一回のボドゲの鉄人で得られたこの興奮が忘れられないので、第二回にも参加することにしました。私からはボードゲーム作成の技巧的な部分をお見せすることはできませんが、ボードゲーム作成を楽しむ姿は存分にお見せできると思います。