「好きなことにすこしの社会性を持たせると食っていける」 9月30日は三遊亭円楽が亡くなった日。
[サイトマップを見る ]
概要 このページでは「今日は何の日?」をテーマに,今日生まれたひとや,今日あった歴史的出来事について書いていきます。昔のことを思い出し,それを題材に周りのひとと会話するきっかけづくりにお使いください。毎日提供!(たぶん)
今日は何の日
9月30日は三遊亭円楽が亡くなった日。
三遊亭円楽は昭和・平成・令和で活躍した落語家です。
この円楽さんが弟子の伊集院光さんにこんなことばを残されています。
みんなができることをできなければ生きていけないような気になるのが今の世の中です。ひとに会ったら挨拶しようとか,コミュニケーション能力を高めようとか,プレゼンテーション力をつけようとか。
多数派のひとたちの考え方に合わせて生きていけるひともいるでしょう。社会がそういうひとを欲しているので,保育所から大学まで,そんなちからを育てよう育てていますと言っています。
しかし,そんなふうに絶対に生きていけないひともいるわけです。
そんなひとにとっては,円楽さんの言葉は救いの言葉ですし,社会とのつながりをもって,生きていく術をおしえてくれる言葉でもあります。好きなこと,長くやっていてもそれほど疲れないこと,ひとよりちょっとできること,それにしがみついて生きていくしかないひとがいます。そのひとはそうやって生きていけばいい。ちょっと余裕ができたら,その好きなことをどうやって,他のひとにも好きになってもらうか,それが難しければ,ちょっと関心をもってもらうかを考えると人生はよいほうに転がっていくに違いありません。
自分らしさを追求したら,生きていけるようになった!
トッド・ローズ , オギ・オーガス (著)「Dark Horse(ダークホース) 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代」 (三笠書房) [Amazon]
[ サイトマップを見る ]
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?