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1月15日は,ジョヴァンニ・セガンティーニが生まれた日。

1月15日は,ジョヴァンニ・セガンティーニが生まれた日です。

ジョヴァンニ・セガンティーニはイタリアの画家です。

セガンティーニのの母親は鬱病を患っており,セガンティーニに十分な教育を与える余裕がありませんした。その後,母親が亡くなり,父親も亡くなります。父親の前妻と暮らしていたセガンティーニでしたが,7歳のころ,母親のもとから逃げ,路上で暮らすことになりました。その後,親類に引き取られ,絵画と出会います。

このように想像を絶する子ども時代を送ったセガンティーニでしたが,絵画に出会うことで,道がひらけてきます。貧しくはあったものの,妻を愛し,妻から文字の読み書きを学びます。その後,セガンティーニは雑誌に寄稿したり,哲学者のニーチェに夢中になったりします。

どんなひとに出会うかで,ひとの人生がどんどん変わってくることがよくわかりますね。

セガンティーニの絵は,澄み切った空気を描くことに成功しており,見る人のこころをとらえてはなさない魅力をもっています。

絵画1. 死

特に,記事冒頭の絵画,「悪き母達」は,本当に,このような光景が眼前で繰り広げられているかのような迫真性を感じると同時に,なんともなしに演技性,作り物感もある不思議な絵です。

記事に関するおすすめの本

久保 州子 (著)「アルプスの画家セガンティーニ」 (論創社) [Amazon]

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