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8月24日は,第12代天皇,景行天皇が即位した日。
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概要 このページでは「今日は何の日?」をテーマに,今日生まれたひとや,今日あった歴史的出来事について書いていきます。昔のことを思い出し,それを題材に周りのひとと会話するきっかけづくりにお使いください。毎日提供!(たぶん)
今日は何の日
8月24日は,景行天皇が即位した日です。
父親の垂仁天皇が亡った翌年に即位します。息子のヤマトタケルに東征を命じていますが,自分は熊襲を伐つために九州南部まで自ら兵を進めます。熊襲は,現在の熊本県の球磨(くま)と現在の鹿児島県の曾於(そお)を治めていました。両地域の頭1文字をとって,クマソというのでしょうか?
景行天皇,兵を九州南部まで進めて,クマソの兵の強さを知ります。戦えば,多くの兵を失うでしょう。正面衝突は避けたい。そこで,熊襲の二人の娘に近づき,ふたりを妻とします。なぜ,姉妹ふたりを同時に妻とすることができるのか,よくわからないところですが,そのうち,姉の市乾鹿文(いちふかや)が恐ろしいことを企て実行します。父熊襲のもとに戻った,市乾鹿文。父に酒を飲ませて,酔い潰し,そのまま殺してしまいます。景行天皇のために実の父を殺した市乾鹿文。景行天皇はそれを喜ぶどころか,親不孝者として市乾鹿文を殺してしまいます。
なぜ,姉妹と結婚するのか。なぜ,夫のために父を殺すのか。そして,自分のためにした市乾鹿文を親不孝ということでなぜ殺すことができるのか。消化できない事件ばかりで気が重くなります。
たんなる作り話なのでしょうか。作り話にしても,なぜこんな作り話をおもいつけるのでしょうか。そして,作り話ではないとしたら,よくもまあ,こういう世界で気を正気に保ち続けることができるものだと思います。
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