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11月6日は,ケイト・グリーナウェイが亡くなった日。

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概要 このページでは「今日は何の日?」をテーマに,今日生まれたひとや,今日あった歴史的出来事について書いていきます。昔のことを思い出し,それを題材に周りのひとと会話するきっかけづくりにお使いください。毎日提供!(たぶん)

今日は何の日

11月6日は,ケイト・グリーナウェイが亡くなった日です。

ケイト・グリーナウェイはイギリスの画家で,児童書の挿絵で有名です。

ケイトは,子どものころは「変わった子ども」と皆に言われていたといいます。空想癖があったということです。人付き合いが苦手だったため,学校には通っていません。家で勉強していましたが,空想癖のため,あまり勉強は進まなかったようです。

しかし転機がありました。いとこにつきそうかたちで12歳で美術学校に入学します。最初は夜間コースでしたが,ケイトが熱心に打ち込んでいたのを見た両親はケイトを全日制に入学させます。ここでの教えがケイトにあっていたのでしょうか。無事,美術学校を卒業します。

図1. ケイトの挿絵

その後,ケイトは人気作家への道を上り始めます。しかし,どこか,子ども時代をひきづっている面があったのか,両親の死,恋人の死,そして自分の病とうまく付き合うことができず,55歳の若さでこの世を去ります。

ひとと同じように生きられなくても,自分の特長を生かした生き方をして幸せに生きようとすることはもちろんできるという実例がケイトかもしれません。一方で,自分に欠けているところも,なにか手立てをほどこしておくことも,やはり大事ではないかとケイトが教えてくれているようにも思います。

関心をもたれた方へ

ケイト・グリーナウェイの世界。

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