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「江戸を東京と改めます」:9月3日は,江戸が東京と改称された日。

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概要 このページでは「今日は何の日?」をテーマに,今日生まれたひとや,今日あった歴史的出来事について書いていきます。昔のことを思い出し,それを題材に周りのひとと会話するきっかけづくりにお使いください。毎日提供!(たぶん)

今日は何の日

1868年9月3日,「江戸ヲ称シテ東京ト為スノ詔書」が公表された日です。

「江戸を称して東京と為すの証書」。詔書の内容は以下のとおりです。東京は人や物の集まる大事な都市なので,これからは東の都,東京と呼ぶことにする。大事な都市なので私天皇自らここの政治を行うという内容でした。

勝海舟によると,幕末から国元に帰るひとびとが増え,江戸の人口は減少していたといいます。しかし,この詔書をきっかけに,人口は再び増加していったとのことです。依頼,東京は日本の首都として機能し続けています。

この出来事から学ぶべきこと

鳥羽・伏見の戦い直後には,大坂(現在の大阪)に都を移すという案もあったそうです。しかし,大阪は今のままでも発展し続けるだろうが,江戸のほうは人口も減り続けているし,このままだと衰退していくだろう。だったら,江戸を帝都にして,衰退を食い止めるのも一案ではないかという前島密の案が通り,東京奠都が実現とすることになったそうです。

時代がどう動いていくかを予測し,全体がよりよくなる姿を描けるかがリーダーに必要な資質であることがわかりますね。現在,自民党の総裁選が社会の話題になっています。「答えのない社会」などと逃げばかり打たないで,リーダーの方々からは,数十年後,数百年の日本の姿をどうデザインするかを聞いてみたいなと思います。

でも,ちょっと無理そうですね。

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