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8月20日は,平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害が起きた日。
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概要 このページでは「今日は何の日?」をテーマに,今日生まれたひとや,今日あった歴史的出来事について書いていきます。昔のことを思い出し,それを題材に周りのひとと会話するきっかけづくりにお使いください。毎日提供!(たぶん)
今日は何の日
8月20日は,平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害が起きた日。
平成26年のこと,広島市安佐南区に集中豪雨が発生。3時間降水量は200ミリを超え,同時多発的に土石流が発生。77名の命が奪われた。
小笠原・松木・鈴木・楮原・阪口 (2015) によると,この地域はかつて「八木蛇落地悪谷 」と呼ばれていた。この名は「蛇王池 」と呼ばれる伝説がもとになっているという。
「天文元年(1532 年)の春,阿武山中腹に大蛇があらわれ,往来の人を悩ませた。八木城主,香川光景(みつかげ)は若侍香川勝雄(かちお)に退治を託す。勝雄が退治に向かうと風が強く吹いて村雨となり, 岩は崩れ,岸は裂け,山が鳴り,あたりが真っ暗とな った。勝雄は格闘の末,大刀で大蛇を斬り落とした. 首は大暴れして七八丁(約 7-800m)飛び,また一丁飛 んだ。首は地を穿ち岩をくつがえし,血は川のごとく 流れて淵となった。首は池に埋まったが,うめく声は 人々の肝を冷やした。勝雄は退治後,池で刀を洗った.。そこを“太刀のぶ川”と呼んだ.」 (p.165)
ここでいう大蛇は土石流のことである。こうした水害が起きないよう治水工事をおこなったのが香川勝雄という武士だという。
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10569518_po_ART0010576413.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
過去の記憶を伝えていくことは防災意識を高める上でも非常に大切なことだ。
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