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車旅も楽ではなかった

2年前、自転車で旅をしているときは「車は車中泊できるし、移動も楽でいいなぁ」なんてことを思っていました。

そして今回、4日間ではありますが、車中泊しながら旅っぽいことをしたわけですが、これが想像に反して楽ではなかったというお話です。

※しっかり準備していたら大丈夫なことが多いと思いますが、今回は車旅を舐めていたのでこういう結果になってしまいました。


車の運転も大変

わたし自身、車の運転は好きな方だったのですが、初めて走る道を数百キロ走るのは大変でした……。特に都会の道路は車線変更の勝手がわからないから神経を使いますね。

左車線を走っていたら、突如車線が消えたり、左折専用車線になったり……。カーナビである程度案内してくれるとはいえ、初めて走る複数車線は神経を消耗します。


車中泊スポットは意外と少ない

車中泊スポットも『道の駅』をメインにしていましたが、最近は車中泊禁止と明白に表示されている場所も増えており、道の駅以外の選択肢となると意外と少ないなという印象がありました。

まあ、自転車で野宿する方が選択肢は少ないんですけどね(笑)

道の駅車中泊もグレーゾーンですし、正直なところ、これからもっと厳しくなっていくのではないかなと思っています。


駐車場を探すのは大変

観光地なら有料駐車場が整備されていることがほとんどですが、少しでも安いところに停めたいのが人間の性。欲張らなければ良いのでしょうけど、駐車場情報はネットを見ても明白な答えがないことが多いので、現地をグルグルと周るしかありません。

しかも、そういうところに限って道が狭いこともあるので、結果神経をすり減らしてしまうんですよね。

それよりも大変なのが、立ち寄りたいのに近くに駐車場がない場合。

路上駐車できそうな場所があっても、合法ではないでしょうから不安です。

駐車場は大切だなと改めて実感しました。


車で寝るのも楽ではない

わたしは基本的にどこでも寝られると自負していましたが、車の中で寝るのは楽ではないなと思い知らされました。

特に今回は軽バンに2人で寝ていたので、狭いし暑いしでもう大変……。

急遽、USB式の扇風機を買ったのは良いものの、それでも大して涼しくなるわけではありませんし、外の気温が高かったら変わらず寝苦しいままです。

ここが一番大変で、質の良い睡眠はほとんど取れませんでした。

睡眠を取れていないせいで、次の日も疲れが溜まっており、観光するやる気も起きませんし、万が一、ぼーっとして交通事故でも起こしたら大変です。

寒いのは着込めば何とかなりますが、暑いのは素っ裸になっても暑いものは暑いままですからね……。

車中泊の温度問題が今回の旅で一番大切な部分だなと再認識させられました。


というか、「旅」も大変

その他、車はアクセルさえ踏めば進む半面、進んだ分だけガソリン代がかかるので経済的にも堪えます。

運転する人間もお腹は減るので食費がかかりますしね…。

かといって、自転車は気軽にどこへでも行けるツールではないので、こちらも大変です。(連日坂道を登るのは本当に大変)

結論、「旅」をするのは想像以上に大変なんですよね。

仮に旅をしながらでも月に60万円以上の収入があって、毎日ホテルに泊まり、食事も駐車場代もケチらずという状況なら話は別でしょうけども。

個人的にはそういう「豪遊旅」的なものにも興味はあって、旅しながらでも月に60万円以上稼げるのであれば、日本の全市町村をまわって、特に田舎の民泊やゲストハウスなどに宿泊しながら観光や美味しいものを食べていきたいな、なんてことを妄想しています(笑)

ただ、そこまでやっても「飽きる」タイミングが出てきそうな気がしなくもないんですけどね。

おっと、「旅に飽きる」などのお話は、後日別のnoteに書きたいと思います。

自分のワクワクするタイミングで、ワクワクする手段で、ワクワクする場所に行くことが一番なのかなと若干悟った4日間でした!


末次ゆう(@ysgenfu

いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)