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日誌「「いや、バスツアーがあるんで!」とは断れない」 #496

昨日に引き続き夏のような日。今日は早い段階で冷房をオンにした。あれをしようこれをしようと決めていたのだが、そういう日に限って他の人からよく声がかかる。個人的には「いま忙しいので」とはあまり言いたくない。正直、自分はそこまで忙しくない人間だと思っているからだ。ただ、その日にやろうとしていたことが出来ないというのは耐えられない節がある。スケジュール通りに行かないと満足いかないというか。これは臨機応変さがないという現れかもしれないが、自分としてはそれとも違う気がしている。

ヨーロッパに行って名所巡りのバスツアーを予約していたが、ホテルオーナーの好意で穴場の観光地にいきなり連れて行かれた感じだろうか。いや、まったく例えになっている気がしない。ポイントは自分の臨機応変さというよりかは、自分では制御できない外部からの力だと思う。結局、自分としてはこのホテルオーナーの好意も無碍にできない。「いや、バスツアーがあるんで!」とは断れないのだ。これが良いのか悪いのかは分からない。たぶん、これからのグローバルな社会的には良くないんだろうな。さて、何の話だったか。

ウィーンにて(2020年1月)