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久しぶりに…
▼福井県立図書館『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』 という本を読みました。
▼図書館を訪れて本を探している人たちがうろ覚えのタイトルを告げ,それでもそこから本当の本を探しあててきた,という記録で,「あー,なるほど。こんな勘違いあるある」と思うと同時に「司書さんはよく本当の本を探り当てられたな」と感心しました。
▼それぞれに付けられた一つずつのコメントも秀逸で,これ自体が簡便なブックガイドにもなっていて「へー!この本面白そう!」って思うものも沢山ありました。
▼そう言えば,間違えたタイトルから新しい作品を創る発想が得られそうです(笑)。たとえば『情弱探偵』(本当は『病弱探偵』)なんて,コメディーになりそうですよね。
▼この本で挙げられていた一つ,『滅びの前のシャングリラ』という小説が面白そうだったので,早速Kindleで購入して読み始めました。普段は仕事関連の本や必要に迫られて読む本しか読んでいなかったので,そうしたことと無関係の小説を読むのは久しぶりのような気がします。
▼一ヶ月後に地球に小惑星が衝突し,人類が滅亡する,ということが報じられた時,人々がどう残された時間を過ごすか,というテーマのオムニバス形式の小説らしいのですが(らしい,というのはまだ最後まで読んでいないからです),先程,4章のうちの1章目を読み終えました。なかなか面白くて先が気になります。
«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク
▼ちなみにこの本の勘違いタイトルは『滅びた後のシンデレラ』だったそうです(笑)。