「子ども同士のトラブルを上手く成長の材料に」
今日は仕事から帰ってくるなり、妻から息子のことで報告を受けた。
今日学校の担任の先生から電話がかかってきたようだ。
息子が通学団の同級生の子に登下校中に押されたりしているようで、同じ通学団の3年生の子が心配で、担任の先生に伝えてくれたらしい。
担任の先生は、息子と相手の子にそれぞれ話を聞いたら、どちらも相手を押しているようだった。ただ、二人がいうには息子からは押していないようで、息子はやり返して押すようだった。
息子に妻と一緒に落ち着いて話を聞くことに。
息子の話を聞くと、上記の事実のままだった。出来事としては2カ月前からよくあったようだ。
友達とは嫌いではなく、仲良くしたいとのことだった。
ただ、やり返さないともっと押してくるとのことだった。
そして、他の通学団の子からもつい最近注意されたとのことだった。
まず、相手を押したりすることは危険で、ましてや登下校中は命に関わるから絶対にやめること。
もし押されても自分はしないこと。されたら口でやめてほしいと伝えること。それでもやってきたら周りの友だちや通学団のお兄さんお姉さんに助けてもらうこと。
そしてパパやママにいうこと。
息子なりに苦しかったようだった。
私はよく我慢していたねとギュッと抱きしめ、息子も少し泣いていた。
心配で声をかけてくれた3年生のお姉さんにありがとうだね。
と伝え、明日から大丈夫と本人の声を聞けた。
こういうことは必ず子どもの世界では起こること。
そして段々と言わなくなる。
トラブルは良い機会にすればよい。
本人なりに考えているが、それが最善とは限らない。
特に命に関わること、人を傷付けていることは大人が介入しないといけない場合もある。
ただ、気をつけているのはとにかく笑顔で聴く。受け止める。そして問いかける。答えを大人が出して決めつけない。難しければ選択肢を与える。最後は子どもに自己決定させる。
ゆっくりと、落ち着いて、前向きに、笑顔で。
今日も息子は気持ち良くおやすみなさいと言って寝床につけて良かった。