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「子どもからの提案はとても嬉しい。できる限り寄り添って応えたい。」

数年前まで教師として子どもと一線を引き、舐められないように、超えられないように、治安維持を守るために、構えた姿勢で子どもと関わってきた。

私は見守り、子どもだけで成立する組織を創るためにそれが正解と思っていた。

結果、それなりの成果は残せたこともあったが、子どもが本音で話してくれる間柄だったかというと微妙な関係ではあった。反発やクレームも多少あった。それでも良いとまで考えていた。

昨年度から多くの学びを得て、私自身の在り方が変化し、子どもとフラットに関わり、出来る限り気楽な間柄として何でも話せるように関わってきた。

まだまだ前のクセはあるが、まず、感情的になることはほぼなくなった。選択理論心理学を学び、上から物を言う事もなく、誰が相手でも落ち着いて話を聴く姿勢はとれるようになった。

その成果あってか、かなり子どもから話しかけられたり子どもが私の前でも自然体でいることが多くなった。

先生の顔を見て行動することが少なく、緩い部分はあるが、自分らしく過ごしている時間が多いように感じる。

そして子どもから
「先生、もうすぐこのクラスも終わるから何か思い出に残ることがしたい」
「先生、最後だから席替えを自由にしたい」
「先生、テスト悪かった」
「先生、私のどうでしたか??」

これに対して基本即答しているが、私だけの判断で決断できないこともあるが、基本子どもの話を
受容して笑顔で対応している。

特に席替えや最後の思い出イベントは大きなことなので、よく考えて学年間で検討して返答したい。

ただ、それ以上に子どもが私に遠慮なしに関わってくれることが何より嬉しい。

その行動になんとか私も応えたい。

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