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映画鑑賞「小学校、それは小さな社会」

今日は仕事を早めに切り上げ、ちょっと気になっていた映画を一人で見に行きました。

2024年12月に上映開始されたもので

海外で大ヒットしている日本の公立小学校のリアルな1年のドキュメンタリー映画です。

日本人はどのようにして作られたのか。

日本人の大半が義務教育として公立小学校に通うなか、東京の実際にある小学校の現場を撮影し、コロナ禍の2021年に撮影されたものです。

内容は小学校1年生と6年生にフォーカスし、児童、教師、の視点を中心として、学校の裏側や子ども同士の関わり、ほんとに日本中のほとんどの小学校のあるあると言ってもいいものでした。

日本の公立小学校の実態を海外の人向けに創られた映画とも言われていますが、日本人がこの映画を見ることにも非常に価値があると思いました。

私は職業上同じ教員という立場で、さらに小学校時代を過ごした30年以上前の立場、そして現在一児の父としての立場を踏まえながら様々なことを考えさせられました。

・コロナ禍でマスク着用、ソーシャルディスタンス、行事がなくなる、リモート授業、

・6年から1年への支え、入学式、その準備、係活動、委員会、係決め、給食の配膳、タブレット、運動会、卒業式、ありふれた小学校の子どもたちのリアルな行動やトラブルとその対応

・先生たちの努力と葛藤と苦悩と共通認識、子どもへの関わり方の悩み、個性

・失敗を通して教師から叱責をされ、フォローする教師、バネにして成果と成長を出す子ども

・登下校時のちょっとした一コマ、家庭での保護者との関わりや子どもの努力。

・1年間を通した子どもの成長

・集団規律と画一的で統率を重んじた日本風の教育

これは見る人の現在地や学校に対しての考えや想い、経験によって賛否や感想が分かれるだろうと思いました。

私個人としては、

多くの共感できる部分があったこと。

「そうだよなぁ・・・」

「この先生、自分みたいだわ・・・」

「うちの学校と似ているなぁ・・・」

「こういう先生いるなぁ・・・」

「公立の学校っぽいなぁ」

と共感できる反面、

「教師の強い指導や集団規律が日本らしい部分と個を潰してしまうのかも」

「いろいろな先生方の個性と学校としての方向性を合わせていくのが難しい」

「学校教育の難しさ」

「海外との違い。良いか悪いかはまた別として日本人が創られるベースの場所」

と問題提起をされているような思いにもなりました。

小学校の1年間を2時間弱に詰め込んだ内容としては非常に分かりやすく、すべての日本人に見てほしいと思える映画でした。

私は私らしく、子どもへの愛情、誠実、傾聴を持って、明日からの現場での実践に活かしていきます。

2/12(水) 映画鑑賞「小学校、それは小さな社会」

今日は仕事を早めに切り上げ、ちょっと気になっていた映画を一人で見に行きました。

2024年12月に上映開始されたもので

海外で大ヒットしている日本の公立小学校のリアルな1年のドキュメンタリー映画です。

日本人はどのようにして作られたのか。

日本人の大半が義務教育として公立小学校に通うなか、東京の実際にある小学校の現場を撮影し、コロナ禍の2021年に撮影されたものです。

内容は小学校1年生と6年生にフォーカスし、児童、教師、の視点を中心として、学校の裏側や子ども同士の関わり、ほんとに日本中のほとんどの小学校のあるあると言ってもいいものでした。

日本の公立小学校の実態を海外の人向けに創られた映画とも言われていますが、日本人がこの映画を見ることにも非常に価値があると思いました。

私は職業上同じ教員という立場で、さらに小学校時代を過ごした30年以上前の立場、そして現在一児の父としての立場を踏まえながら様々なことを考えさせられました。

・コロナ禍でマスク着用、ソーシャルディスタンス、行事がなくなる、リモート授業、

・6年から1年への支え、入学式、その準備、係活動、委員会、係決め、給食の配膳、タブレット、運動会、卒業式、ありふれた小学校の子どもたちのリアルな行動やトラブルとその対応

・先生たちの努力と葛藤と苦悩と共通認識、子どもへの関わり方の悩み、個性

・失敗を通して教師から叱責をされ、フォローする教師、バネにして成果と成長を出す子ども

・登下校時のちょっとした一コマ、家庭での保護者との関わりや子どもの努力。

・1年間を通した子どもの成長

・集団規律と画一的で統率を重んじた日本風の教育

これは見る人の現在地や学校に対しての考えや想い、経験によって賛否や感想が分かれるだろうと思いました。

私個人としては、

多くの共感できる部分があったこと。

「そうだよなぁ・・・」

「この先生、自分みたいだわ・・・」

「うちの学校と似ているなぁ・・・」

「こういう先生いるなぁ・・・」

「公立の学校っぽいなぁ」

と共感できる反面、

「教師の強い指導や集団規律が日本らしい部分と個を潰してしまうのかも」

「いろいろな先生方の個性と学校としての方向性を合わせていくのが難しい」

「学校教育の難しさ」

「海外との違い。良いか悪いかはまた別として日本人が創られるベースの場所」

と問題提起をされているような思いにもなりました。

小学校の1年間を2時間弱に詰め込んだ内容としては非常に分かりやすく、すべての日本人に見てほしいと思える映画でした。

私は私らしく、子どもへの愛情、誠実、傾聴を持って、明日からの現場での実践に活かしていきます。


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