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地元の生涯学習プログラム「たむら市民大学 たまり」で「本と読書会の楽しみ方」講座やります!

本と学びと『脱「学校」論』

もともと本はまあまあ読む方で、シェア型本屋の棚主もやってたりしています。
棚主をやったり、読書会に出たりして、本について考える機会が増えるうちに、「本を読むこと、考えること」を人と一緒にやる、人に広めていくということをしてみたいな、と思うようになりました。先日投稿した読書会を始めますというのもそのひとつです。

そんなイメージを持っていた時に、白井智子さんの『脱「学校」論』を読みました。

日本の教育をより良くしていくための提言の本なのですが、その一つに「大人も子どもも学び合い、学び続けるコミュニティを作る」というものがあったんですよね。

これはマジでその通りだなーーーーーーー、と。

世界がどんどん変わっていく中で、大人も学び、新しいものを自分の中に取り入れ、自分を少しずつ変えていくということがめちゃ大事だと思うんです。
そして、そういう姿を子どもが見ることで、子どもも学ぶことの大切さ、おもしろさを感じられるのではないかとも思うのです。

逆に、世界が変わっていっているのに人の頭の中が変わらないから問題が起こっていることもたくさんあります。
実際、自分の世代から見ても、ジェンダー意識やマイノリティの包摂など、上の世代の考えが変わらず、そのせいで不合理が解消されないような構造はよくあります。

そして、上が変わらない変わらないと思っているうちに、自分たちがその「変わらない上世代」になって、変化の阻害が再生産されてしまう。そういう危うさがあるのではないか。
自分がそんなふうに考えていたことと本の内容が、するりとつながりました。

じゃあ自分は何をしたらいいだろう?と考えたときに、前述した、「本を読むこと、考えることを広げる」ことと、「学びの場を作る」ことをつなげたら良いのではないかというアイデアが自分の中に生まれました。

たまたまご縁があった、たまり

学びの場のイメージでつながったのが、今回参加する「たむら市民大学 たまり」というプログラム。

地元福島県田村市が運営している生涯学習プログラムで、市民が講座を開き、市民が受講するというもの(市外の方も受講OK)。地元ながらなかなか良い取り組みだなと思ってます。
ちなみに「たまり」は「田村 学びの場 リカレント教育」の頭文字とのこと。

今年度上期にうちの奥さんがイラスト講座を開催しており、家の中で「たまりでこんなことがあって」「市の生涯学習課の人ががんばっていて」みたいな会話がちょいちょいあったんですね。

そんな我が家のたまり履歴が思い起こされ、じゃあ自分もたまりで講座をやってみたら良いかも!と思い、奥さんに相談し、今回申し込んでみることにしました。

ゆるい読書会をやって本を読み親しむ講座

どういう講座をやるか考えた時に、まずは間口を広く、敷居を低くしてみたいと思いました。

そこで読書会を中心に、本に親しむ、本を読む機会を増やすことから始めてみることにしました。

プログラムはこんな感じです。

・本の読み方と、本を読むハードルを下げる方法
・自分にとって読みやすい本について(電子書籍や大活字本、オーディオブックなど)
・読書習慣の作り方
・読書メモの取り方
・課題本についての読書会

5回の講座ですが、講義というよりは読書会メイン。読書にまつわる参考になりそうな話を少しして、毎回読書会(ちょっと読んで、本についてざっくばらんに話す)をするという形式にする予定です。

実際、自分も体系立てて学んだわけではないし、再現性の高いメソッドがあるわけでもないのですが、参加者の方それぞれと話しながら、みんなで読むことを楽しんで、深掘りしていきたいなという気持ちです。

そんなわけで、楽しく学びになる場をがんばって作っていきたいと思っています。

受講生(一緒に読書会してくれる人)募集してます!

講座の概要などこちらからご覧いただけます。

ぜひお近くで興味のある方がいたらご参加いただけたら嬉しいです。

読書が好きな人、読書習慣を作りたいけどやり方がわからない人(けっこういるのではなかろうか)など、どんな方でも大丈夫です。

大人のための、というタイトルですが、本を読むことに関心があれば、中学生・高校生でも全然大丈夫です。

また、周辺にこんな講座に関心のありそうな人がいたら、ぜひお誘いいただけるとありがたいです。

一応、最少催行人数があり、希望者が集まらなかったら開講されないので、そわそわ焦りつつ、がんばって集客していきたいなと思います。

ではではなにとぞよろしくお願いします!


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橋本吉央
妻と4歳の娘、1歳の息子の4人の我が家。家族で楽しく過ごせるよう活用させていただきます!