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柄谷行人を読む。『探究Ⅰ』
久しぶりの柄谷行人『探究Ⅰ』。
始めに取り上げられるウィトゲンシュタインの『哲学探究』は、コミュニケーション論やガーフィンケルも言及しているくらい社会学的というか。そこからマルクスの交換やデカルトなどに話が広がる。思ったより社会学に近い。交換様式の萌芽も認められるのではないかと。
単行本で発売されてすぐに購入していたようだ。でも付箋もマーカーも鉛筆での書き込みもない。どこまで理解していたのか。
ガーフィンケルの言語ゲーム論
Notes on language games as a source of methods for studying the formal properties of linguistic events
Harold Garfinkel
https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/1368431018824733