山を歩きながら、今年について
波がある日は海へ、シーズン中は渓流へ、どちらでもない時は山へ。
今日はどちらでもない日だからistから車を10分走らせたところにある登山口へ向かう。
ひとりで山を歩くと早歩きになりがちだけど、今日はゆっくり歩くことを意識しながら今年の総括と来年の目標を考えることにした。
この記事は2023年に立てた目標について、ひとつひとつ振り返っていこうと思う。
あ!そういえば前回、ちょっとばかり長い記事を投稿してから色んな人に嬉しい声をいただけて..ほんとうにありがとうございます!
これが励みになるんですよね。
2023年の目標
istのメンバーと共にAokinodairaをさらにいい場所にしていく
何をもって目標が達成したかは置いて、現在進行形でありながらもこの掲げた目標については達成できている確信がある。
来年以降も引き続きみんなでより良い場所にしていくのは言うまでもないが、2022年の開業フェーズから運営フェーズに転換した今年は「足元を固める」ことを意識して、OPの構築・改善・安定化とistの思想を体現するためのイベントの開催やその誘致、そして丁寧に運営することをチーム全員で行えたと思っている。
2023年 ist ハイライト
istの事業展開を描く
istのフィロソフィーである「自然とともにある」を実現するためには1拠点に留まらず、今後も拠点を増やし展開することに意味があると感じている。
どういった事業展開を想像しているのかは前回の記事で少し触れているのでよかったらそちらを見てください。
istが展開する拠点は必ずしも自然との関係性が重要になってくる。必然的に山や海に近い場所で作る必要がある。だから展開することは即ち自然に手を加えることになる。見方によってそれは自然破壊と捉えられるけど、破壊ではなく再生できる方法としてistの展開は考えている。
Aokinodairaで言うと、既存のキャンプ場をそのまま活用していること、積極的に木々の手入れをしたことで以前より森が明るくなったこと、昔からあった根深い河川問題の改善の兆しが現れたことなど。
人の手で壊すこともできれば、人が入ることでその土地が明るくなることもある。istがあることで、その土地に新しい光が差す存在になれれば..なんてことも考えている。
個人としても描く事業に着手していく
キャンプシーズンが落ち着き、閑散期を迎えた今になってようやくここを具体的に考えられる余白が生まれた。
istはあくまでもBackpackers' Japanの一事業の中にあり、僕はistの事業責任者としてある程度の裁量を持たせてもらいながら事業を行っている。東京から物理的な距離があるとはいえ、かなり自由にやらせてもらっているから役員勢の懐の深さがすごい。いつもありがとうございます..
仮に今後自分が今の会社から離れ、新しく会社を起こしたとしても、その事業内容はやはり今現在、そしてこれからistがやろうとしていることと同じなのだ。
「じゃ、そのまま会社に在籍しながらistをやる方がリスクなくていいのでは?」と言われるが、それが腑に落ちなくなってきた。
自分の裁量でやらせてもらっているからこそ、リスクもそれ相応に背負いたい。そして自己中心的な考えだが、もっと自分の裁量で事業を行いたいとも思っている。
今よりも自由に、覚悟を持ち、さらなる責任を背負って、次なるステージに進みたい。
もっと海で遊ぶ
今年はたくさん海で遊ばせていただきました。本当に最高でした。
来年も、もっともっと、海で、川で、山で、自然とともに遊びたいと思います!
来年は、Aokinodairaにサウナができたり?istの2拠点目がオープンしたり? 2024年もきっと忙しない年になるけど、大切なものを見失わずに、ひとつひとつ丁寧に向き合いながら、istメンバーと力を合わせていい場所をつくっていきます。
それではみなさん、良いお年を。