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【読書】『賢者の書』 喜多川 泰 著 ディスカバー・トゥエンティワン 2009年
自分の本棚ではなく、家族のため、主として子供のための本棚にあった何冊かの本を手にとってみた。その中の一冊がこの本。
喜多川さんは、ネットでみると「自己啓発」「ファンタジー」といった言葉で紹介されていることが多い。
ご本人に会った経験からすると、ご本人そのものが書籍になっていると言う感じがする。優しい風貌、優しい語り口、そのものだと思う。
喜多川さんは、もともと学習塾を開いていて授業の終わりに創作の話を聞かせていたところ、まとめて出版したらどうか、という経緯で本を執筆するようになった。
こうしたことから子供から若い人向けの本という感じがするのではないだろうか。
60歳を迎えようとするおっさんが手に取り、読み始めるとこれが読める。読めるというより、ちゃんと自己啓発になっている。まだまだ、これから先の人生のためになる内容だ。
久しぶりに手に取る本は、特に自宅にある本は、どんなジャンルの本でも何かしら、このタイミングで手に取る必然があるように感じる。
久しぶりなので何が書いてあるか、全く覚えていないこともある。
本書もそうだった。
これだから読書は面白い。