ベトナム ホーチミン滞在記①
本来であれば、とっくにホーチミン滞在記をFacebookなり、Instagramなりに書いているはずなのである。
8月2日午前、成田空港帰国時にまさかのコロナウィルスの陽性反応が出て、そのまま成田空港近くのホテルに隔離され、その後発熱し、8月13日まで過ごしてしまった。
まったくタイムリーでも何でもなくなったため、こうやってnoteに記録として残すことにした。
なぜ、ベトナムなのか、ホーチミンなのか。
それはH大学の同期のIが、赴任していて、行ってみようかな、と相談したところから始まった。
彼が定宿にしていたホテルが空いている日程をサイトの情報ごとおくってきてくれたので、そのまま予約して、往復の航空券もそのサイトで予約できてしまった。
これが6月中旬の話。
ベトナムは入国に際して、コロナの制限はないこと、日本ではコロナ第7波流行の兆しもほとんどなくて、予約したままにしておいた。
その後のコロナ第7波の流行はご存知のとおりで、日本からの出国、ベトナムの入国は今までどおり何の制限もない状態でできるのか、と気にしながらも出発当日を迎えたわけだ。
出発に際して一応72時間以内にPCR検査を受けておこう(これは日本帰国の際に必要な検査)、と思い、検査を受けたところ陰性であった。
海外へ行くのは15年か16年ぶり。
パスポートは勤務先の社員旅行が海外になったことがあり(結局仕事で参加できず)、更新していた。これだけあれば何とかなるわ、と軽い気持ちで、VetJetに乗り込むことになった。
ベトナムに行くことにしたのは、いや、ベトナムだけでなくどこでも良いので海外へ行くことにしたのには、理由がある。
昨年あたりから自分の思考回路がショートサーキットのように同じところをグルグル回るところから抜け出せなくなっていて、この閉塞感を何とかしたい、ということが大きな理由だ。閉塞感を感じると同時に何かイライラしている自分がどうしても嫌で、その嫌と思っている自分も嫌である、みたいな、まるでミルフィーユ鍋の豚肉と白菜が折り重なって煮立てられているような感じがしていたのだ。
こうした中で、ベトナムに行ってみたら(前述の理由のとおり入国制限がない、同期のIが駐在である、ということも大きな理由)というアドバイスをいただいたことをもあり、ホイホイと行くことにした次第であり、外の空気を吸ってみたい、ということでもあったのだ。
6時間のフライトを終えて(VetJetがLCCであり、機内サービスがないことを全く知らなかったことは内緒)、ホーチミン到着。亜熱帯である、ということで日差しは強いと思うけれど、最近の日本の暑さから思うと大したことないかな、と思う。もちろん、ホテルの部屋の空調はこれでもか、というくらい効く(東南アジアのそれなりのホテルはこうらしい)こともあるけれど、これはこの後3日滞在している間もずっと変わらない印象であった。
ホテルに着いた後は、周囲の散策。
そして、ホーチミンのオープンテラスから観た夕陽。