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コロナ陽性 空港検疫隔離備忘録①(隔離発症編)

8月2日午前9時すぎにベトナムから無事に帰国した。
空港検疫で抗原検査を行い、結果を待つ。
なかなか、結果が来ないな、と思っていたら、現れたのは防護服に身を固めた女性。
「結果は陽性でした。このまま隔離施設に行ってもらいます。」
何を言っているんだ、こちらはベトナム出発72時間以内に陰性の証明をもらっているんだ。

まぁ、そんなこと言っても通用せず、そのまま他の人とは別部屋に連れて行かれる。空気清浄機に囲まれたスペースで、僕以外に二人揃うまで待つ。
今回は三名らしい。
預けていた荷物がそろい、バスに乗って隔離場所に行くとのこと。
バスには完全防護のうえビニールで隔離されている運転手。
よく分からないままに、ホテルで受付。
スタッフは外国の方が多いようだ。
この時点で体温36.3度、飽和酸素濃度(SpO2)98%と無症状。
ホテルの部屋のカードをもらい、そのまま部屋まで案内される。
やれやれ。
一体どうなるのか。。。

まずは部屋のチェック。
広さはまぁ、一人なら十分な広さかな。

タオル類、シーツなども用意されているが、これは自分で変える。
1週間をめどに交換してくれるとのこと。
しかし、ここに一体何日いることになるのだろうか。
食事は全て弁当で配給される。
この日初めての食事(だったと思う)。

Amazon等通信販売での購入や、自宅から荷物を送ってもらうのはOKとのことなので、本やらiPad miniやら送ってもらうように連絡する。
その前に会社にも連絡して、事情を伝える。

1日2回、8時と16時に検温とSpO2を測る。
この日の16時には平熱であって、発症はしない、と思っていた。
ところが、翌日朝から体温が上がりだす。
あっという間に38度。
昼には39.7度。SpO2は93まで下がる。何度か測り直すように言われるから、面倒なんで95と言っておく。
ここまでくると、意識が飛びそうになるので、内線で解熱剤をもらう。
内線は一度受付にかかるが、看護師さんも控えているので代わってもらう。
解熱剤はカロナール(これが効くというのは後で調べてわかった)を数錠をドアノブにかけてくれる。
実は、このあたりのことは日記に書いてあるのだけど、よく覚えていない。
急激に熱が上がって、解熱剤もらって飲んで、時間あけてまた飲んで、だけ。
食事は臭くて食べれない(誤解がないように言っておくと、解熱後は食べれた)ので水とアクエリアスだけを摂取する。
こうやっていると翌日には38度を下回る。あまり動けず、少し食事ができるようになり、発症後3日目には37度まで下がり、何とか動けるようになった。

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