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長い道草のおわり…?


別に親譲りでも何でもないが、子どもの頃から道草ばかり食ってきた半生だった。「坊っちゃん」風に言うと、そんな感じ。

学校が終わり、友だちと遊びながら帰っている間にとっぷりと日が暮れ、心配を通り越してブチ切れた母親に閉め出された。

高校を卒業し、試験に受かった公務員にはならず大学へ進んだはいいが、大して勉強もせず呑気に女子大生ライフを満喫している間にバブル経済が終焉。非正規の仕事を繰り返した。

結婚し、自然と授かるものだと思っていた子どもはついに持つことなく、人生の後半を託すことを決めた司法書士という仕事、その資格を得るための戦いは10年に及んだ。

11月10日、令和5年度司法書士試験の最終合格発表により、その戦いにようやく終止符を打った。

開示請求答案について

予定してあった、開示請求答案の内容について簡単に報告。
ちなみに、昨年度はこういう感じでした。

その前の年はこちら。

さらにその前。


さて今年。まず点数は
不動産登記:24.0(LEC添削18.0)
商業登記法:22.0(LEC添削23.0)

再現(記憶)答案と、実際に現場で書いた答案との違いは…
テキスト化するのが面倒なので画像でご覧ください笑

上が不動産登記、下段が商業登記

最も大きな違いでも、商業登記で役員変更を一つ「たぶん書かなかった」が実際には「書いてた」ことぐらいでしょうか。

やはり、再現が早かった不登法より、商登法の方がやや現物とのズレが大きかった。
また、あくまで主観ですが、不登法はやはり「ゲタ」の履かせ方が露骨な感じがするのと、商業は添付の配点がエグい。繰り返しますが、あくまで個人の体感です。

今年を含め、開示請求した四年分の総括としては、やはり
・再現するのはできれば当日が良い(遅くなればなるほど再現度が落ちる)
・当然、予備校などの解答例は再現前には見ちゃダメ(記憶が改竄される)

それと、択一基準点を越えたけど残念な結果だった方は、いわゆる「松本レポート」は絶対に入手するべき。受験生から開示請求答案を集めて分析する手法を、どなたが最初に始めたか、に関わらず、現在その分析の第一人者は、間違いなく辰已法律研究所の松本雅典先生です。

※私自身は辰已の受講生ではありませんし、宣伝を依頼されたりといったようなことは一切ありません

このnoteについて

もともと、自分のための備忘録として好き勝手に書き始めたこのnoteですが、いつしか他の受験生をはじめ多くの方に読んでいただけるようになり、牛の涎の如くダラダラと長い文章に辛抱強くお付き合いくださった皆様には厚くお礼申しあげます(ちなみに丑年生まれ)。

次回で、講師の先生方をはじめ、お世話になった方々へのお礼を申し上げて、このnoteの本来の目的はいったん果たしたことにしたいと思います。

これから、司法書士として歩き出す第二章を、引き続きここで記していくことになるかどうかは追々考えることにして、ひとまず、応援してくれた皆さま、本当にありがとうございました。


母の誕生日に
道草ヤスコ

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