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わたしと宗教#374

※しょうごさん。いつも読んでくれてありがとうです。近々また読書会にお邪魔します。その時はよろしくです。


はじめに


最近、私の周りでは「概念としての宗教」がホットな話題なのですが、これはある種、宗教を俯瞰して見ているようなものでして。

はて、宗教って自分事として語ってみるとどうなるんだろうか」と思い、この記事を書くに至りました。

そもそも”概念としての宗教”と”自分事としての宗教”は比較になっていない気がするので、ただの独り言でございます。

自分にとって宗教とは何かをかたるエッセイです。
吉本ばなな。

身内

小学校の時に自分のいじめを解決してくれた学校の先生が、某宗教団体の後継者だった縁もあり自然と入信。自分も母と一緒に神秘体験をした記憶あり(小学4年生)。その時の話をいまだに自分にする。

実家には神棚があって毎晩、謎の祝詞を読んでから寝床につく。
信仰心かなり強め。

何かあると「神様はいつも見ているんだよ」と言ってくる。
別に神様は見ていないけど、母いわく、その神様のおかげで世の中はうまく回っているらしい。

確か総本山が青森にあるので、いつか連れて行ってあげたい。

母ほどではないが、同じ宗教を信じている。
まぁ、母に強烈な信仰心があるので影響されてるんじゃないかな。
ガンバレ父。ちなみに好きな野球チームは日ハム。

姉1

新興/カルトではないけれど、新宗教として名の知れた宗教に結婚と同時に入信(旦那が分教会の跡取りだった)。本人はたぶんそんなに信仰心無し。なんとなくやっている感じ。でも儀式系はちゃんと出来る。さすが。

ちなみに自分も中学1年のとき、その教団が主催しているお祭りみたいなのに参加した。全国からいろいろな人が参加していて楽しかった。また行きたい。

姉2

20代前半の頃最近メディアを騒がせている某宗教に入信。
最近、その話をしたらとたんに連絡が取れなくなった&兄弟のグループLINEから抜けた。センシティブ・・(´;ω;`)。 大好きなお姉ちゃん。またいつか話したい。

こんな家族なのに、奇跡的に無宗教。
自分が宗教学に興味があるのはこんな家族が身近にいるため。
宗教ってマジなんなん。それがきっかけ。

ちなみに、家族内でもこれだけ宗教がバラけているのは、あまり無いらしく、他人にこの話をするとよく驚かれる。
しょうがないじゃん。なりたくてなったわけじゃないんだし。

幸い家族内で信仰がぶつかることはほとんど無い。
そこは本当にありがたかった。

宗教戦争。我が家は無縁。

身の回りにいる人たち

好きな人&20年くらいお世話になっているお店のオーナー

姉とは別にまたメディアを騒がせている新興(カルト?)宗教の人。
それに気づいたのはつい最近。人間的には本当にいい人なんだよな。。
「最初から言えよ!!!」と言いたかったところだけど、時すでにお寿司。

ちなみに、自分自身は「無宗教」って言ったけれど、知らず知らずのうちに、この宗教の血が入っているんだろうなと思ってしまっている(このお店のオーナーから、いろいろ教わったことも多いので)。

それはもう仕方のないことで、時間はすでに巻き戻らないので、まぁしょうがないことにしている。

手かざし教の人

このお店でたまたま出会った。1度だけ。
人間的にはすごくいい人だった。またお話ししたいね。

思う事

信仰するにいたった原体験がある。

日本語変かも。
母親は「自分のいじめが解決されたこと」「神秘体験をしたこと」が大きなきっかけとなったようです。

知り合って20年来のオーナーは「もともと20歳まで生きられるかどうかわからない病弱体質だったらしく、入信して病気が治ったこと」がきっかけだと言っていました。まぁ、どこかで信仰と結びついたんでしょう。※好きな人は二世信者。

宗教の本性という本でも、似たようなことが書かれていた気がしますが、詳細は忘れました。

身内に迷惑をかけていないのであれば、宗教うんぬんは無視して、普通に接してあげよう

姉1の名言です。

どれだけ世間で問題視されている団体に所属していようとも、今現在身内に迷惑をかけていないのであれば、そのこと(某宗教団体に所属していること)は、触れずに今まで通り接してあげればいいじゃない。

確かにそうだと思ったけど、時すでにお寿司(2回目)
その時すでに姉2は兄弟LINEから消えていました。もしかしたらもう二度と会えないかもしれないね。宗教っていうやつは、容易に家族の仲を切り裂く。

自分だって宗教に入っていようがいまいが、お姉ちゃんは好きです。今までもこれからも。いつか戻ってきてね。また遊ぼうね

宗教は死後の不安を消す

自分的「なぜ宗教は必要か」と聞かれたら答えるアンサーがこれです(後々変わるかもしれませんが)

これも「宗教の本性」に書いてあったことで、ひどく納得したことなのですが、人間だれしも死後の世界のことなぞわかるわけが無い。

だからこそ、不安になるので。

だからこそ「輪廻転生(仏教)」だの「天国に行ける(キリスト教)」だの様々な死生観があるわけです。

その他


今も付き合いのある友達は、また違う宗教団体の人ですし、小学校の時はオーケストラでも有名な宗教団体のキャンプに参加したりとかもしました。割と身近に宗教団体ってあるよなあって思います。

自分はどこぞの宗教団体に入っているからと言って、その人を変な目で見たり、差別(?)したりすることはしません。それが通るならうちの実家なんてもう5回コールド負けだろ。

姉1も言う通り、宗教に参加するのと友達として仲良くできるかどうかは、全く別レイヤーの話だと思っています(私の生活にまで影響が及ぶ場合は別ですが)

まとめ

今、無宗教と言っている人も、いつかどこかで何かのきっかけで宗教に頼ることになるかもしれないですね。

おしまい。



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