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昭和42年男のカルチャー日誌

2022年10月29日(土)早朝「国立西洋美術館:ピカソとその時代
ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」を来館鑑賞。
展覧会名を「ピカソと・・・」と称してるだけあって、ピカソ作品群は相当のボリュームでした。
インパクト大だったのは、日本初来日らしい(?)この作品(↓)でした。

「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」

他のピカソ特有な女性画の中でも、妙に生々しい印象の作品でした。正直、たまに観るなら良いけど普段の生活空間に置くにはアクが強めかな?と思いました。結局(この作品の)ポストカードは購入しませんでした。
購入したのは、こちらの作品のポストカードでした(↓)。

「多色の帽子を被った女の頭部」

この位振り切った(?)うえ、色彩が鮮やかだと日常生活でも大丈夫な気がするから不思議だ(笑)。
ピカソは「青の時代」らしい作品や何故かマッチョな女性画作品等々、彼の色々な時代の作品も紹介されてました。「ん!!ピカソ?」って思うと、「あっ、ブラックじゃん」って感じでブラックの作品も数点ありました。
油分濃いめのピカソ作品群を過ぎると、あっさり目のパウル・クレー作品が迎えてくれて作品の配置順はよく考えられてる感じがしました。
こちらの作品(↓)は来館鑑賞していた子供達の反応も上々でした(さもありなん?)。

「子供の遊び」

こちらの作品(↓)も結構印象に残りました。

ピカソ → クレー と来て、次は個人的に好きなマティスエリアへ移動。
先ず印象的だったのは、こちらの作品(↓)。 

先日「仙厓展」観た影響からなのか「これ禅画っぽくない?」と思ってしまいました。
あと「マティスだなー、これ」って作品が相当数ありました。

マティスのポストカードは2作品を購入しました。ひとつはこれ(↓)。

入館時のチケット絡みでちょっとイラっとしましたが、良作揃いの素晴らしい展覧会です。是非是非お薦めします。

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