絹井愛佳高校卒業記念ライブ(という名のお手紙)
C;ON(シーオン)のボーカル、絹井愛佳さんのおめでとうライブがあった。
「無事に(なんとか)高校卒業ができたことおめでとう」、そして「3月20日のお誕生日おめでとう」の2つのおめでとうを伝えるライブ。
絹井愛佳さん
一応、どんな人かについては昨年のこんな記事を。
広島県出身。豚骨ラーメンとコーラが好き。
カラオケバトルや歌唱王に出てる。
つまり、とても歌が上手い。
話をすると、年相応に元気で可愛い。
見た目も可愛い。なんだか内田理央みたいだなと思うときもある。いや、似てないか。
シーオンとしての活動を7年間やってきた。
そして、18歳になった。
まだ18歳ということは、小学生の時から活動をしているということだ。
ちなみに今の歌声はこちら。
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自分が小学生の時、将来の夢は何だっただろう。
例えば、目の前の目標は「12歳で親と離れて暮らす」こと。
中期的には「16〜18歳で高校の全国大会に出場する」こと。
長期的には「国境なき医師団や弁護士などになる」ことだったか?
上の2つは実現したけど、長期的な目標に関しては3.11を機にキャリア観が変わり、結果的には産官学全ての領域で教育に関わっていたりする。
当然、小学生の時どころか中学生でも高校生でも、明確に今の道が見えていたわけではない。
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アンコール1曲目『生きなきゃ』
そんな年齢の時から、活動を続けてきた絹井愛佳さんの高校卒業ライブ。
アンコールのタイミング、1人で出てきた愛佳さんはギターでみゆなさんの『生きなきゃ』を歌った。
お姉さんたちが卒業していく中で、グループを続けること。
実力的にも売れるはずだけど、イメージよりも爆発しない期間。
そして、そんな中で「天才ボーカリスト」と言われながら、年齢を重ねていくこと。
ファンの前では元気な自分を見せ続けること。
今の時代、安定した仕事なんてないんだけど、先が見えないまま、どこかの時点で「大学進学」「就職」という道を選ばない意思決定をすること。
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もちろん未成年が活動しているのだから、周りも最大限の配慮をしてきたことは、想像にかたくない。
でも、善意の「歌が上手い」「天才」という声を背負い続けること、「あなたはできる」「あなたはすごい」という期待を背負い続けることが苦しくなったタイミングがあってもおかしくない。
「天才」って言われることが、「すごいね」って言われることが辛いだなんて、自分は言えなかった。
どれだけ努力しても隠しても、年齢を重ねている内に本当にすごくない部分はバレる。
その後は、本物の才能と出会ってそっちの戦いがはじまる。
上の記事のシーオンさんパートで書いたように、だからこそもう1人のボーカルのしおんさんを尊敬している。
でも今日、言葉にしたのは「ありがとう」と「よろしく」だった愛佳ちゃんが歌った『生きなきゃ』という曲を聴いて、愛佳ちゃんなりの苦しさや悩みを乗り越えてきたのかもな、と感じた。
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選んだ道
18歳、高校卒業のタイミングで歌っているこの歌は、「今歩いてる道に後悔はないよ」というメッセージかな、と受け取った。
自分が尊敬している大学の時のキャプテンは、「今いる道が正解かどうかは、どの道を選ぶかで決まるんじゃない。選んだ道をどのように歩くかで決まる」と言っていた。
愛佳ちゃん、そしてシーオンはきっと精一杯選んだ道を歩いてきたし、これからも歩いていくんだろうなと思う。
そんな愛佳ちゃんの18歳の誕生日、高校卒業、メジャーデビューのタイミングに立ち会えてよかった!本当におめでとう!!!
余談
大事な試合の前とか、よく願掛けをする。
スナック菓子を食べなかったり、お酒をやめてみたり、坊主にしてみたり。
今回はキネマ6daysで「誕生日週の土曜日になるかも」と聞いてから、2月スタートで体重を5kg減らすことを願掛けにした。
願掛け成功。なんならついでに髭ものばした。
おめでとうの気持ちだよ!!(圧倒的な自己満足)
翌日の追記
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