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今日も田の草取り

八郷留学の棚田、去年は時間が取れなくて除草作業をサボってしまいました。
その結果、コナギという水性の雑草が大量発生してしまいました。

稲穂が綺麗にサワサワと風で揺れるような、緑のシルクの絨毯のような田んぼとはほど遠く、ボーボーに無秩序に茂る雑草の絨毯となってしまいました。

田んぼも畑もそうですが、一度荒らしてしまうと元通りにするには大変な時間がかかります。
因みにコナギの種は発芽しないまま15年も生きていられるそうです。

途方もない。。。


ということで、今日も今日とて田の草とりをしました。

ひどい雑草です。。
これでも一応初期除草はしたのですが、コナギの勢いが強すぎます。。

手押しの田車

八郷留学の畑を監督指導してくれているヒデくんは、大規模な専業米農家。
おじいちゃんの代に使っていたという手押しの田車をもらいました。

2つの車輪?には歯がついていて、これをバシャバシャと前後に行ったり来たりすることで、泥面をかき混ぜて雑草を根っこごと取り除くことができます。
手でやるよりは精度が落ちますが、腰をかがめなくていいし、何より早いです!

除草後

これが除草後の様子です。
一回やっただけで全然違います。

これほど繁殖してしまったコナギを1シーズンで壊滅させることはほぼ不可能なので、とりあえずブチブチやって勢力を弱めます。


本当は、こういう過程こそ、参加する人に知ってほしいのですが、まだまだお客さんが求めていることと、こちら側が知ってほしいことが100%一致している自信はありません。

キツい労働をさせて、楽しかった思い出よりも辛さが勝ってしまうと、せっかくの自然体験も台無し。
こちら側の自己満に終わってしまいます。

何かいい方法はないだろうか。

でも、中には、そこを体験させたいと思ってくださる保護者の方も一定数いらっしゃいます。
本当にありがたいことです。

そういう方のために、よりディープなプログラムとか作ろうかな。
作業が必要になった時にこちらから声をかけて、予定が合えば来てもらえる、みたいな仕組みを作れるといいのだろうか。
八郷留学プレミアムみたいな。
メンバーシップみたいな。

農業も試行錯誤だけど、サービスのコンテンツ開発も試行錯誤の連続です。

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八郷留学のつくり方 by 原部直輝
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