忘れたくない、たとえ思い出せなくなってしまっても
大切な思い出
いつまで鮮明に思い出せるのか不安になった。
これからもずっと色褪せずに側にいてほしい記憶で溢れた1年間だったから。
写真や動画を見返して幸せだって思えることもきっととても大切だけど、私は自分の頭の中にある鮮やかな記憶を辿ることが本当に好きで。
現代に置いていかれているのかもしれないな、とふと思った。
何度頭の中で繰り返せば一生忘れない記憶になるんだろう。
そして、辛く悲しかった記憶を、はやく抹消できますように
もし、記憶として思い出せなくなってしまっても、得た経験も感情もなくならなければいいのになと思う。
その積み重ねで、今があるのだから。
身体に染み込んで、当たり前のようになった時間の積み重ねのおかげで、ある種ふつうの人間のように日々を乗り越えることができている。
時間も言葉も些細な会話も、ふと忘れていく。
何をしていたかわからなくなることがある。
昨日のご飯何食べたっけ、
一昨日は何してたんだっけ。
毎日一瞬で過ぎていくから気に留めなければすぐに忘れてしまう。
毎日生きることに必死で、昔を振り返る時間があるなら、今をもっと生きていくべきだと思っていて。いつか未来から今の私を振り返った時にこの瞬間もあの瞬間も本当に良かったなと思うことが出来たら嬉しいな
霧の中を進むように、少し先しか見えない今も、一歩ずつ噛み締めて進んでいけば、いつかゴールに辿り着けるかもしれない。
P.S.
日々を過ごすことが消化することと同義だった私へ。
人間は少しずつ変わるもので、今はとても楽しく過ごせています。
めくるめく日々の真ん中で、少しずつ息をして、ちゃんと生きているって感じる。
好きなアイスを食べた時に報告する相手がいたり、行ってみたい場所を地図で見ながら少し先の未来の旅行を計画したり、そんな大切な人たちが私の周りにいてくれるから、とても幸せでぽかぽかした気持ちになれる。
ポジティブになりたいってずっともがいていたけど、いつのまにかポジティブになっていたのかもしれない
人生の特大幸せな出来事が私を変えてくれたのかもしれない
これからも小さな幸せにたくさん気付いて、たくさん感謝して、穏やかな日々を送ろうね
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