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スザンヌ・ヴェガの来日公演に行く(2018)

2018/8
80年代にデビューしたSSWスザンヌ・ヴェガの作品は折に触れて聴いてきた。
簡素に見えるが確かなギターの演奏技術と、歌に描かれる様々な人間模様は、大げさな演出とは無縁で、それゆえその世界観を身近に感じることができるものだった。
前回来日時、かなり迷って別のライブに行ってしまったので今回が待望の初ライブとなった。
整理券番号が結構早かったので、いい席で見られるのでは?と思っていたが、良席に案内された。
ビルボードの音響の良さを考えれば、どの席でもそれほど悲惨なことにはならないのだが、やはり演奏しているところはしっかり見たい。

適正価格と程遠いドリンクで一ミリも酔わないままスザンヌ・ヴェガは登場した。
実は何歳なのかは知らない。しかしデビューしたのが80年代なのだから
そんな若くはないだろう。でもとてもキュートな女性だった。
服装はラフで、今日の朝6時に日本について夜に2公演というハードスケジュールだがステージに手抜きはない。
新曲以外のどの曲も知っていた。
全ての瞬間、ハイライトのように感じた。
ベースのおじさんはYoutubeで見たことがあった。キャラも技術も最高で人気者だ。
全く変化していないように思える歌声は、
時にエモーショナルで、音源では伝わらない迫力を感じた。

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