外国生活に順応できるか不安
海外生活が不安だという相談がありました。
夫の転勤で、アメリカに引っ越しすることになりました。
最初は数年という話ですが、長引く可能性もあるそうです。
私は生まれも育ちも日本で、英語もほとんど話せませんし、聞き取れません。
免許は持っていますが、車の運転もできません。
子供もいないし、仕事もしていないので、日中どうやって過ごせばいいのか。
友だちはできるのか。
買い物や病院は…?と心配事が尽きません。
主人は「なんとかなるさ」と言いますが…。
不安でしかたありません。
外国での生活に順応するために、どういったことを心がければよいでしょうか。
・ アドバイス
コミュニティ・カレッジで友達作りながら英語+αを習っていこう
「日中どうやって過ごせばいいのか」
「友だちはできるのか」
この二つの悩みを一気に解決するようにやはりコミュニティ・カレッジ/ジュニア・カレッジ(短大)で授業を受けるのをおすすめします。
アメリカのコミュニティ・カレッジは利益よりその町の人々の生活を豊かにするために作られているのでとりあえず授業代はそんなにかかりません。
そして授業は学期に一つや二つぐらいしか受けていなければ更に安いパートタイム生徒の授業代はよくあります。
そこでまずESL(外国から来ている人向けの英語)の授業を受けてください。英語の自信が付きます。
外国語を勉強しながらその言葉の国で生活すると進歩が驚くほど早くなります。
そしてある程度英語ができたら、今度は英語以外の授業も受けてみた方がいいです。
アメリカの短大は専門とか選ばなくてもいいですので、好きなように興味のある授業を受けたらよし。
たとえば料理やダンス、デザインや美術、そしてアメリカで住んでいる場所の歴史や文化についてコースなど。
これはもちろん英語が完璧じゃなくてもできることです。
テキストが分からないとか文章をどう書けばいいのが分からない生徒のために英語相談センターのあるコミュニティ・カレッ ジもけっこうあります。
そして勉強しながらたくさんの同級生と出会えて友達も作れます。
コミュニティ・カレッジの通っている生徒はほとんど近くに住んでいるので、授業の前や後で一緒に勉強したりご飯食べたり機械はたくさんあります。
結婚されているような年齢ですから学生と話が合うかどうかを心配しているかもしれないが、アメリカで高校卒業してしばらく働いて、つまり社会人になってから入学する人はたくさんいます。
特にコミュニティ・カレッジはそうですので、安心してください。
そして最後に病院の心配ですね。
実はアメリカで母語は英語ではない医者と看護婦、そして患者も少なくはない。
そのために説明を分かりやすくように頑張る病院もあるので、電子辞書ぐらい持って行けばきっと大丈夫です。
参考記事
英会話のアドバイス.22 生活の中の身近な英語(11)
英会話のアドバイス.21 生活の中の身近な英語(10)
英会話のアドバイス.20 生活の中の身近な英語(9)
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