【全考察!】有馬記念2020【馬の呼吸】
血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。
只今、秋競馬が始まって15週連続プラス収支継続中!
いよいよこの記録も最終週までやってきました。
なぜわしは毎週勝つことができるのか?
それはわしが稀血を持っているからです(*^^)v
あ、やば。鬼に狙われてしまう・・・
さて。
今週はついにグランプリ、国民的行事の有馬記念です!
血統傾向についてはnetkeibaの方で述べましたので
こちらからどうぞ
それでは有馬鬼念~無限馬車編~全考察スタートです!
つ~よく~な~れる~
理由~を知~った~
わ~しを~連~れて~す~すめ~~♪
1枠1番 バビット
ファン投票第33位
父ナカヤマフェスタ 騎手:内田博
父産駒で日経賞(G2)を制したガンコとはMill Reef(父Never Bend)を持つ点が同じで、このNever Bendは他にも多数複数勝ち馬を輩出している父とのニックスな血。
ラジオNIKKEI賞の時のように馬場が渋ればより勝機が近付く。
独自に習得した獣の呼吸を使い、「猪突猛進」に逃げます。
前走・菊花賞の時のように逃げれなかったときには脆い一面が出てしまうことも。
1枠2番 ブラストワンピース
ファン投票第10位
父ハービンジャー 騎手:横山武
父は現役時、欧州芝2400mで活躍しており日本の馬場で走るにはゆるめの血統。
その為、硬めの血を取り入れることがセオリーで、キングカメハメハを入れるのは効果的。
この「父ハ-ビンジャー×母父キングカメハメハ」という組み合わせはエリザベス女王杯を制したモズカッチャンも同じ。
血統的にもこれまでの戦績的にも馬場は渋った方が良い。
2018年の本レースを制して風柱となりました。
風の呼吸の使い手の特徴であるスタミナを武器に2度目のグランプリ制覇を狙います。
2枠3番 クレッシェンドラヴ
ファン投票第68位
父ステイゴールド 騎手:坂井
父ステイゴールドはスタミナ型サンデー系の中・長距離砲で有馬記念と言えば真っ先に名前が挙げられる種牡馬。
産駒は非力になりがちなのでパワー型ノーザンダンサーで補うのが配合のベスト。
父×母父Sadler’s Wellsの組み合わせは、本馬の他に芝の中・長距離戦線で活躍したジャミールがいる。
Sadler’s WellsとMill Reef(Never Bend)という重厚な血統背景はこの舞台で大きな追い風となる。
音の呼吸と恋の呼吸の使い手。
息の長い父の産駒らしく6歳にして今充実期を迎えています。
先述したようにこの舞台は合いますが、G1ではまだ足りない印象は否めず柱にはまだなれそうもありません。
2枠4番 ラヴズオンリーユー
ファン投票第24位
父ディープインパクト 騎手:Mデムーロ
母ラヴズオンリーミーの母Monevassiaは未出走だが、その母miesqueは競走馬としてG1を10勝。繁殖としてはKingmanbo(キングカメハメハの父)を輩出しているという世界的超良血。
母Monevassia自身も本馬の全兄リアルスティール、そして本馬とG1馬を2頭を輩出。その繁殖能力は疑いようがない。
父ディープインパクトとの配合に目を移すと全兄リアルスティールを始めとして母にノーザンダンサーのクロス持ちとの配合は筋肉質になる傾向があり相性良。
母父Storm Catとの組み合わせはキズナに代表されるように柔らかさを増強してスーパーニックス。
2019年のオークスを制した恋柱です。
もともと競馬には興味がありませんでしたが、添い遂げる殿方を見つける為に競馬界の門をたたき、柱にまで上りつめたという珍しい経歴を持っています。
男馬に勝ってしまったら殿方に嫌われる為、控えめに走ることが予想されます。
おそらく勝ちはないでしょう。
3枠5番 ワールドプレミア
ファン投票第9位
父ディープインパクト 騎手:武豊
母マンデラは現役時ドイツの重賞戦線で活躍した。
父ディープインパクト×母父Acatenangoの配合。
Acatenangoはハンプトン系で主流7大血脈の中でも長距離に長けた傍流血脈で数が少なく、父ディープインパクトとの配合においてもサンプル数自体が少ない。
本馬はG1を制したことで王道ディープの異系な血脈として、種牡馬としての一定の役割がある。
長距離の呼吸の使い手。同じ父を持つ長距離柱のフィエールマンを尊敬しており、いつか自分も長距離柱になりたいと思っているようです。
その為、レースの使われ方も明らかに長距離に照準を絞り、無駄に数を使わずにきています。
フィエールマンからは「自分の心のまま、正しいと思う道を進むように」と言われているのです。
3枠6番 キセキ
ファン投票第6位
父ルーラーシップ 騎手:浜中
父はキンカメ系の非サンデーなのでサンデー系牝馬との配合が中心となる。
その中で本馬はサンデー系の大将格ディープインパクトとの組み合わせ。
なかなか勝ちきれなかった父にディープの決め手をプラスした形だ。
ピークは過ぎていますが、全集中・常中でどのような条件でも崩れません。
「あした~今日よ~りも~好~きにな~れる~♪」といつもの歌をうたいながら快走する音柱。
勝ったらキセキ♪
4枠7番 ラッキーライラック
ファン投票第2位
父オルフェーヴル 騎手:福永
母ライラックスアンドレースはアシュランドステークス(アメリカG1・ダート8.5F)勝ち馬。
母父Flower Alleyはフォーティナイナー系。
父オルフェーヴル×母父フォーティナイナー系は大物輩出仕様の配合で、本馬の他にも
皐月賞馬エポカドーロが同じ組み合わせ。
またSadler’s WellsとSeattle Slewを持つ点も父の成功配合パターンである。
競馬界の花柱。
前走のエリザベス女王杯で引退した為、正確には「元花柱」。
自身はG1を4勝するほどの実力を持ちながらも妹達には普通の女の子の幸せを手に入れて欲しいと願っています。
敵を憎む競走馬が多い中で、敵をも救いたいと願う優しい心の持ち主です。
4枠8番 ペルシアンナイト
ファン投票第54位
父ハービンジャー 騎手:大野
母母母リラクタントゲストはビヴァリーヒルズH(アメリカG1・芝9F)勝ち馬。
父ハービンジャー×「母方にヌレイエフ+ニジンスキー」はディアドラ(ナッソーS(イギリスG1)、秋華賞)と同じ成功配合パターン。
過去にマイルチャンピオンシップ(2017年)を制したマイル柱です。
父の血統からは合いそうですが、距離適性を考えるとここは厳しいでしょう。
5枠9番 クロノジェネシス
ファン投票第1位
父バゴ 騎手:北村友
半姉はヴィクトリアマイル(G1)勝ち馬のノームコア(父ハービンジャー)
父バゴは現役時に唯一掲示板を外したレースが日本でのジャパンカップだった(8着)。
日本で求められるスピードには乏しく鈍重な血統なので、アメリカ系スピード血統を入れるのが効果的。
本馬の母父クロフネはフレンチデピュティ~Deputy Ministerのラインなので〇
馬場は渋った方が追い風となりますが、全集中・常中でどんな条件・展開でも常に上位争いを演じ、これまで掲示板を外したことが1度もありません。
それもそのはず「創世記(ジェネシス)」という名前が示す通り、本馬は全ての呼吸のはじまりと言われる『日の呼吸』の使い手なのです。
5枠10番 カレンブーケドール
ファン投票第19位
父ディープインパクト 騎手:池添
母ソラリアはチリ国産馬で現役時、11戦7勝。
チリ国内で1600~2400mのG1を3勝した名牝。
ソラリアの父はStorm Cat系なのでディープインパクトとはスーパーニックス配合。
花の呼吸の使い手。
並外れた視覚を持ち、女だてらに男馬相手にも互角に渡り合う堅実馬です。
早くG1タイトルを手にしてラッキーライラック引退後に空席となる花柱の座につきたいと思っています。
6枠11番 モズベッロ
ファン投票第32位
父ディープブリランテ 騎手:田辺
母ハーランズルビーはアメリカ産馬で、アルシバイアディーズS(アメリカG1・ダート8.5F)勝ち馬。
ディープインパクトのニックスStorm Catをディープブリランテの配合にそのまま当てはめた形。
また「ターントゥ系+ミスタープロスペクターを持つ肌馬」は父と相性が良く、同じディープブリランテ産駒として重賞勝ち(中山金杯(G3)、ラジオNIKKEI賞(G3))を収めているセダブリランテスも同じパターン。
雷の呼吸の使い手。
自分に自信がなくいつも弱音をはいていますが、本来の力を発揮した時には強いです。
6枠12番 オーソリティ
ファン投票第28位
父オルフェーヴル 騎手:川田
母ロザリンドは名牝シーザリオの仔でファミリーには一流馬がズラリ。
父オルフェーヴル×母父シンボリクリスエスは、本馬の他にオープン馬エスポワールも同じ高確率な組み合わせ。
またSadler’s Wellsの血は先述したエスポワールや父の現代表産駒ラッキーライラックという上級馬に共通する好相性な血である。
同世代相手の重賞(G2)青葉賞と古馬相手の重賞(G2)アルゼンチン共和国杯を連勝しました。
しかし今回はメンバーレベルがさらに上がります。そのことについて本人は不安を抱いているようです。
オーソリティ「悔しいなぁ。何か1つできるようになっても、またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。俺はフィエールマンさんみたいになれるのかなぁ・・・涙」
バビット「弱気なこと言ってんじゃねぇ!どんなに惨めでも走るしかねぇんだぞ!さぁ修行だ!」
こうして同期のバビットに励まされたオーソリティは一生懸命修行をしてヒノカミ神楽の使い手となったのでした。
7枠13番 フィエールマン
ファン投票第4位
父ディープインパクト 騎手:ルメール
母リュヌドールはフランス馬で現役時、リディアテシオ賞(芝10F・G1)の勝ち馬。
母父Green Tuneはフランス2000ギニーとイスパーン賞を制している。
このような重厚なヨーロッパ血統に父ディープインパクトを配したパターンでディープの長距離砲として完成した。
天皇賞・春を連覇し、競馬界の長距離柱となりました。
母リュヌドール「フィエールマン、なぜ自分が人よりも強く生まれたかわかりますか?」
フィエールマン『わかりません!』
母リュヌドール「弱き者を助けるためです。それは強く生まれた者の責務です。わかりましたね。」
フィエールマン『はい!』
ということで長距離柱の責務としてフィエールマンはグランプリに挑むこととなったのでした。
7枠14番 サラキア
ファン投票第29位
父ディープインパクト 騎手:松山
母サロミナはドイツオークス馬。
欧州の重厚血統に父ディープインパクトという1つのセオリー的配合。
半弟は今年のクラシックでコントレイルとやり合ったサリオス(父ハーツクライ)。
水の呼吸の使い手として3歳時から活躍していましたが、5歳となった今年にもうひと成長。
これは奥がありそうな母方の血統の影響が大きいのでしょう。
引退前に夢舞台に出られることは馬主孝行ですよね。
8枠15番 オセアグレイト
ファン投票104位
父オルフェーヴル 騎手:横山典
父オルフェーヴル×母方にSadler’s Wellsを持つ組み合わせはラッキーライラックやオーソリティと同じ。
ステイヤーズSを勝ったように中山の長距離は得意。馬場は渋った方が良いだろう。
鞍上はポツンの呼吸の使い手。
壱ノ型「後方ポツン」は発動した瞬間に馬券を買ったファンを青ざめさせる強力な技です。
弐ノ型「前ポツン」はいきなり逃げを打ってファンを驚かせる技です。
参ノ型「横ポツン」という派生技もありますが、これは珍しい技で滅多にお目にかかることはできません。しかもパトロールビデオで見ないとわからないような複雑な技です。
尚、横山典はかつてポツン柱でしたが現在は空席。息子が2人いますが今のところ息子たちにポツンの呼吸が継承されている様子はありません。
8枠16番 ユーキャンスマイル
ファン投票第17位
父キングカメハメハ 騎手:岩田康
母ムードインディゴは府中牝馬ステークス(G3)勝ち馬。
父キングカメハメハ×母父ダンスインザダークという組み合わせは、
天皇賞(秋)と宝塚記念を制したラブリーデイが同じ。
また、朝日チャレンジカップ(G3)等、重賞3勝を上げたショウリュウムーンも同じ組み合わせである。
長距離の呼吸の使い手で前走のジャパンカップ(12着)を除き、いつも掲示板に載るほどの安定感が武器ですが決め手に欠けるのが弱点。
舞台変わりとなるここは見直せますが、柱たちが出てくるこのメンバーレベルを見ると厳しそうです。
ぼくたちは~燃え盛る~旅の途中~で出~会~い~・・・♪
ということで毎年恒例の有馬記念全頭血統考察、
今年は【有馬鬼念~無限馬車編~】でした!
この1年の全てを賭けて
燃やせ、全てを燃やせ!
今年最後の「全集中!」
夢を見ながら死ねるなんて幸せだよね
わしの夢はフィエールマン
煉獄さーん😂www
今年最後の応援馬券🐴👍️
わしとあなたの夢が叶いますように😌
YRA