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ちょっと残念なインドの日本料理

先日、夫とたまたま行ったショッピングモールで、私の住むインドの地域でも数少ない日本料理を扱っているレストランにふらっと入ってみた。

寿司、カレーうどん、ラーメンなど日本人が好みそうなメニューが日本の倍の値段で並ぶ。

吟味の末、夫は味噌ラーメン、私は冷やし中華を頼んだ。

が、実際に料理が来て二人で爆笑。



まず、味噌ラーメン。

1つしか頼んでないのに2つ運ばれてくる。

間違えてるよ!って下げてもらったのだけれど、隣の人の味噌ラーメンと比べると明らかにお皿が小さいし、量も少ない。

夫が店員さんを手招きして確認したところ、なんとラーメン2つで1人前らしい。

慌てて下げてもらったラーメンを持ってきてもらい、夫の目の前には全く同じ味噌ラーメンが2つ並ぶ。

写真だとお皿は大きく見えるが、実際はもっと小さい。

単純にお皿が足りないから2つに分けたのか、夫と私に1つずつ置こうとしたので勝手にシェアすると思われたのか、理由は謎だ。

ちなみに夫が言うには、ラーメンには動物性味を一切感じないそうで、ヴィーガン仕様。

コクのない味噌ラーメンだそうだ。

ラーメンって出汁が命だと思うので、ちょっと残念だ。


続いて私の冷やし中華。

オモッテタノト、チガウヨ

夫は「絶対俺らの想像と違うやつくるぞ!」と予言していたがその通りだった。

ワカメと紅生姜、(なぜだか皮がはがれている)キュウリの千切りは冷やし中華として正解なのに、天かすとネギが少し斬新。

冷やし中華には定番のトマトや卵はインドで簡単に手に入るずなのになぜ入ってないのだろう??

麺もちゃんと中華麺なのに、汁はちょっと冷やし中華とは違う。
あの酸っぱい汁が好きなのに、酸っぱさが全然足りない。

私は夏になるとほぼ週1で冷やし中華を食べる女なので、もしかしたらインドで食べられるかも!と期待してしまったが、期待はずれに終わってしまった。

ただ、冷やし中華と別物と考えれば普通においしい。



別にインドにある全部の日本料理が変わってるわけじゃない。

カレーライスや親子丼など日本と全く同じクオリティのものもある。

たまーに今回のように文化の違いなのか、出汁が全くなかったり、謎のアレンジが加わってるものがある。


日本にある様々な各国の料理も現地人から見たら「それ、違うし!」って料理が絶対あるはずだ。

異文化って面白いけど、難しい。

やっぱり海外にいる間は日本のごはんは自分で作って食べるのが一番かな。

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