実際に早川町を訪れて感じたこと
1. はじめに
私たち箕浦ゼミでは、6月と7月に早川町でフィールドワークを行った。フィールドワークを行う前には、事前に早川町について調べた。私は山梨県出身であるが、フィールドワークで訪れるまでは早川町に行ったことはなく、早川町に関する知識もあまりなかった。しかし、ゼミでの活動を通して、早川町について学んでいくうちに、コミュニティに関心を持つようになった。ここでは、早川町の様子と奈良田集落のコミュニティに焦点を当てて、実際に訪れてみて感じたことについてまとめていきたい。
2. 早川町の様子
私が初めて早川町に行ってみて感じたことは、町の面積の広さである。これは、実際に早川町を訪れ、端から端まで巡らなければ分からなかったことであると感じた。また、事前調査で早川町は日本で一番人口が少ない町ということを知ったが、実際に訪れてみると、人の姿、特に子どもがあまり見られなかったり、すれ違う車が少なかったりして、人口の少なさを実感した。事前調査を通して、早川町には川や滝、杉などがあり、自然豊かな町であることは知っていた。フィールドワークでは、見神の滝と湯島の大スギを実際に見学した。どちらも迫力があり、自然を感じることができた。
3. 早川町奈良田集落のコミュニティ
7月のフィールドワークでは、移住者であり奈良田集落にお住まいの上原さんに、川やコミュニティ、上原さんが行われている活動についてのお話を聞かせていただいた。なかでも私が関心を持ったのは、コミュニティについてである。人口が少ない町であるため、町の行事や自治活動はあまり活発に行われていないのではないかと思っていた。しかし、実際にお話を聞いてみて、盆踊りや共同作業が行われていたり、自治活動も活発に行われていたりする印象を受けた。また、上原さんをはじめとする若い世代の方々が地域の活動に積極的に参加していることを知ることができた。移住者による外からの力や若い世代の方々が地域に果たす役割は大きなものであると感じた。
上原さんから奈良田集落のコミュニティに関するお話を聞いているうちに、他の集落のコミュニティについても気になり始めた。特に、他の集落で行われている行事や共同作業、自治活動について関心を持った。コミュニティは、それぞれの地域で雰囲気が異なるものであると思う。集落ごとに比較してみるのも面白いかもしれない。
4. まとめ
事前調査だけでは知ることができない町の様子や実情を、実際に訪れて、見聞きすることによって知ることができた。これからのフィールドワークで、早川町についてより知っていき、地域の方々とも関わることができれば良いと考えている。
(担当:雨宮)
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