IRONMAN JAPANみなみ北海道2024
今回はアイアンマンジャパンみなみ北海道に参加してきました。
来年以降参加を検討している方もいると思うので、
参加するための手順も含めて大会を振り返りたいと思います。
・エントリー
まずはエントリー
エントリーが始まってすぐ、2023/12/19にTier2で参加登録しました。手数料含めて$863
円安真っ最中のドル決済だったので、13万ぐらいかかりました。
個人的に過去最高額の参加費です。
せっかくなので写真の購入予約もして+$64
腹を決めて万全の体制で臨む決意をしました
・移動と宿泊予約
次に必要となるのは交通手段と宿泊先の確保
移動は新幹線か飛行機になりますが、自転車の輸送ができない場合を考えて、往復新幹線を選択しました。
自転車輸送の案内がメールできていましたが
迷惑メールフォルダに入っていて、気づいたときは受付は終わっていました。
バイポタやヤマトで発送できた人は飛行機が楽かなと思います
自転車は行きは発送して帰りは新幹線に積みました。
宿泊先はスケジュールと輸送バスに左右されますが、函館が良いとおもいます。
レンタカーがあればどこでも良いと思いますが、路駐やレース後の運転には気をつけましょう。
・スケジュール 移動と宿泊先も考慮
スケジュール上重要なイベントはまずアスリートチェックインです。
金曜の14:00までに受付を済ませる必要があります。
私は金曜の新幹線始発で東京から新函館北斗に行って、輸送バスで会場入りしました。
チェックインはQRコードと身分証で本人確認されます。
レースに必要なスイムキャップ、ゼッケン、各種バックとシールを受け取りました。
時間があったので、会場付近のイベントブースで買い物や食事をしましたが、残念ながら欲しかった参加者ネーム入りTシャツは売り切れていました。
14:00から1回目の説明会が開始。
説明会は3回ありエントリー時に選択ができます。
説明会が終わればこの日は終了。
ホテルにチェックイン後に函館観光を楽しみました。
函館山は思ったよりも寒かったので、フリースを着て行った方がよかったです。
土曜日の10:00からアンクルバンド受け取り、バイク、バイクギア、ランギア預託があります。
函館から自走でT1の上磯まで移動。
バイポタはこのT1でバイクを受け取れるのでとても便利そうでしたね。
バイクとヘルメットのチェックを受けてアンクルバンドを受け取り、そのままバイクをラックにかけます。
ヘルメットとシューズとグローブを袋に入れてバイクギアハンガーにかけます。
そのまま輸送バスに乗ってT2の木古内に移動しました。
輸送バスはコース下見も兼ねていてました。
トンネル2つ、路面は荒れ気味、アップダウンもあって横風強そうというのが下見の印象。
木古内のT2エリアにランギアバッグをかけて終了
スイムの試泳は行いませんでした。ホテルに戻って補給の準備と装備の最終チェックを行い就寝しました。
大会当日
午前3時代は11mmの土砂降りの雨でした。
レインウェアを持って来ていなかったので焦りましたが、出発前に雨は止みました。気温は15℃くらい。
6mの風が吹いていて寒いくらいでしたが、
フリースを着込んで函館駅に向かいました。4:30に輸送バスに乗ってスタート地点へ移動しました。
到着後はバイクにボトルと補給食をセットして、長蛇のトイレ列に並びました。
トイレ後にパーソナルニーズバッグと着替えなどを預けてウェットを着込み、メガネをスイムアプ地点に預けてスタート地点に並びます
気温19度、水温21度、いいコンディションです。
スイムはウェーブスタート
自己申告タイムでスイムキャップの色わけが行われ、さらに5秒ごとに5人ずつスタートする方式。
5人ずつスタートする効果には疑問を持っていたんですが、バトルになることはなかったのでぜひ他の大会でも採用してほしいですね。
スタート後は遠浅の海をしばらく歩きます。波も高く歩きにくかったですね。
泳ぎに移行しても砂が舞って水中では前が全く見えません。仕方ないので頻繁にヘッドアップをすることになりました。
目標の赤いブイは背が低くかなり近づかないと視認できませんが、ガイドの黄色いブイでコースを確認しました。
ある程度沖に出れば水質も良くなるだろうと期待しましたが、最後まで視界は悪いままでした。
2周目も同じ状況で泳ぎました。
SWIMのタイムは1:24:49。良くないタイム
メガネをかけてバイクギアラックに移動してウェットを脱ぎ、ヘルメット、シューズ、グローブを装着してバイクスタートします。
砂がついたままソックスを履くことになるので、気になる人は足洗い用の水を入れておくと良いかもしれません。
バイクは変則的な3周回。間違わないように気をつけます。
コースのほとんどは自動車専用道路なので沿道の応援は茂辺地を除きありません。
アップダウンは思ったよりも斜度がなく、3%ぐらいの坂がダラダラ続く感じです。
風があったのでDHポジションを維持して、力を抜いてスムーズなペダリングに集中しました。
横風に煽られる場所や、トンネルもあるので無理せず安全に走りました。
曇りで気温はそれほど上がらずお腹が冷えてバイク中に2度トイレに行きました。
トイレは3箇所あり一番列が長いトイレに行ってしまいタイムロスになりました。
トイレの場所もチェックしておくといいかもしれませんが、我慢にも限界がありますよね。
エイドには固形物がないので、ナッツをポリポリ食べながら走りました
バイクのタイムはは6:14:27でした。
6時間は切りたかったんですが、トレイ渋滞が痛かったですね。
ランは14kmの3周回
力を抜いてコンパクトなフォームを心がけて走りました。
木古内駅周辺は狭いコースをうねうねしますが、全体的に平坦な舗装路です。
沿道の応援もあって華やかでした
エイドも2〜3kmごとにありました
私はハンドボトルを持って走るので、エイドによる回数は減らしました。
エイドには大会スポンサーのアミノバイタルが置いてあったので、エナジージェルはもたなくても良かったかもしれません。
ランでも1度トイレに行きましたが、早めに並んでいないトイレを選んで入りました。
上り坂は2ヶ所ありました。
10km付近の坂は斜度が緩めなので問題なく走れました。
もう一箇所はいさりび鉄道を横切る陸橋です。
斜度は高めですが短いのでなんとかなります。
ゴール地点を2回通過するのでゴールへのイメージが掴めます。
写真を注文していたので、どんなポーズでゴールするか、どこら辺でキャップとサングラスをとるかなど考えて走りました。
3周目になると陽が暮れてきました。
ヘッドライトは携行推奨品になっています。
最後の坂を登ったらあとは下りと平坦な道なのでペースを上げてゴールまで走り切りました。
ランのタイムは4:16。サブ4を狙っていたので残念ですが、左膝裏の筋が攣りそうだったので無理はできませんでした。
最終的な結果は以下のとおりです
SWIM 1:24:49
T1 8:01
BIKE 6:14:27
T2 9:31
RUN 4:16:44
Finish 12:13:30
年代別M45-49で49位 コナは遥か彼方です。
トップの選手は9:30。
スロットを獲得するためには10:30ぐらいでフィニッシュしなければならないので、
1:45:00タイムの短縮が必要ですが、現実的に考えて不可能でしょう。
来年カテゴリーが上がるのですが、それでも1:30ぐらいの短縮が必要です。
元々60代でのコナ出場を目指していたのですが、M55-59なら11:00を切れば絡めそうな感じなので、
10年ぐらいかけて11:00切れるように計画的にトレーニングを積んでいこうと思います。
今回初めてアイアンマンに出てみて目標がより明確になりました。
スロット獲得は無理でも、定期的にアイアンマンに出てコナまでの距離を確認していこうと思います。
年代も上がってくるので病気と怪我に注意して、トライアスロンライフを楽しんでいこうとおもいます。
・反省点
移動の反省はSCICONのキャスターが一つ壊れていて、スムーズな移動ができませんでした。
次回までに修理しないといけませんが、なかなか難しそうです。
新幹線輪行は余ったよりも楽でした。
スイムはスピードを落とさないヘッドアップ技術が必要ですね。
ウェットスーツは上下ハーフで寒くはありませんでした。
バイクはトイレでタイムロスしたので、お腹を冷やさないようにジレか
お腹だけの保温対策が必要です。
足痛防止のために購入したShimano RC7は効果的でランの序盤からしっかり走れました。
ランは疲労状態の速度の維持が必要です。
ピッチをもっと早くコンパクトに走る練習をしていこうと思います。
・観光
五稜郭、函館山、トラピスト修道院に行きました。
観光地へのアクセスもよくグルメも海鮮、ラーメン、ジンギスカン
スープカレーを食べました。
参加した皆さんお疲れさまでした
これから参加する方の参考になれば幸いです
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