続・医学部受験をした筆者の自己紹介(三浪目)
長い自己紹介になりましたがここまで読んでいただき本当にありがとうございます。まだ二浪目までの自己紹介を読まれていない方は是非読んでいただけたらと思います。
この自己紹介の次の記事より勉強法などについて発信していきます。
三浪目
それでは三浪目についてです。
三浪目は予備校で周りにいる人も年下が増え、先輩として扱われることが多く昨年までのように友人を作って遊ぶといったことは無くなりました。周りに恵まれておりいい後輩達ばかりでそれはそれで楽しい日々を過ごさせてもらえました。
周りに気を使うわけでもなく、それでいて賢い後輩たちに囲まれて勉強に集中できる環境でした。後輩の中に医学部の一次試験を何個か受かっている人がいて彼を超えたら受かるなと一つの目標にして日々の勉強に臨みました。
三浪目は夏まではコツコツと勉強することを意識していました。死に物狂いで勉強するよりも土日の半分は勉強せずダラダラしたり気分転換に行く、その代わり平日は勉強に自分のリソースの全て割くようにしていました。
二浪目同様考えて勉強して、1年間を長く見てここでギアを上げる、この時期はこうするというのをしっかりと計画して勉強しました。そのおかげで二浪を始める時は偏差値55だった自分も気付けば夏には偏差値70で予備校の中でもトップクラスの成績を収めるようになりました。
偏差値70を超えてくると見える景色もどんどん変わり精神的にも成長していたのでここからはつまづくことなく安定した成績で秋を迎えました。秋になって英語がまだ弱いと感じていたので10月は英語に8割ぐらい力を注いだのですが文法問題においてあまり成果が見られませんでした。
そのため思い切って英語を勉強するのはやめて他の科目に1番力を入れる。自分でもなかなか思い切った決断でしたが効果はありまくりでした。私立の医学部の多くは理科科目が配点の半分近くを持っています。そのためあがりにくい英語に注力するよりもある程度英語が上がれば理科に集中するのが賢いと思います。
10月に入ってそれまでは朝はゆっくり(ゆっくりといっても8時半には授業が始まっていましたが)休日は気分転換といった生活から一気にギアを上げて朝7時に勉強スタート、休日もできる限り勉強に時間を充てるといった生活にしました。
このまま受験まで一気に突き抜けようと思ったのですが無理が立って12月の半ばに病んでしまいました。体調が悪くなったり成績について思い悩んでるとかではなくただこの勉強する日々に疲れて嫌になってしまったのです。
どうしていいかもわからなくなって英語の教師に相談しました。彼は自衛隊から予備校教師になった少し変わった先生で英語の教師というよりも道徳の先生といった感じでした。授業も良かったのですがそれ以上に授業中に話す雑談が興味深いもので自分のメンターとして接していました。
そんな先生に事情を説明してこれから受験までどのようにすべきかを聞いたところこれからの時期は精神的に安定するべきだから余裕を持って勉強したらいいと言われました。当たり前のアドバイスなのかもしれませんが自分が信頼している人にそういってもらえることで余裕ができました。
それから受験までも着実に勉強をしましたが決して無理することなく今までの自分を信じて余裕を持って生活しました。受験本番でも自分が受からなかったら誰も受からないというマインドで受験に臨むといつも通りの力が出せてミスも非常に少なかったと思います。
結果西日本でも屈指の医学部、関西医科大学にも合格をいただき受験した全ての医学部に合格を果たしました。長い受験生活でしたが本当に楽しく、多くの友人もできて良い3年間だったと思います。
お金もかかるし浪人生活が良いとは大っぴらには言えませんがこれはこれで貴重な経験だと思います。医学部に入ってもあそこでしっかりと勉強を続けたことは確実に医学部に入っても活きているなと感じます。
長い自己紹介でしたが自分のことを理解していただけたのではないでしょうか?そんな三年間浪人して多くのことを考えて勉強した自分が知識や経験をこれから発信して医学部を目指している人だけではなく多くの受験生や親御さんの力になれたらと思います。
長い自己紹介読んでいただきありがとうございました!