しゃちほ子

腐女子オタクです。書きたいことを書きたいときに。

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マガジン

  • 人生を切り売りしたエッセイみたな駄文を綴るよマガジン

    プロフィールがわりの雑記みたいなもん。 しょうもないことしか書いていないが何気に一番力が入っている。 笑えて泣けて考えさせられる記事ばかりである(私が)

  • オタク、家を建て替える

    築40年を超えた家の建て替えをするまでの覚書。 これでもう今世では雨漏りも床抜けもすきま風も気にしなくてよくなるんだ…やった…私やったよ…住宅ローンが苦しいよ… 失敗だらけの歩みだったから何かあなたの役に立つかもしれないし立たないかもしれない。

  • そうだ、ゲームの話をしよう

    買い切りの家庭用ゲームが好きです。 ハマっちまったゲームについて愛を語ります。 FPSとは仲良くなれない人生です。

  • アニメへの溢れる愛をぶつけるためだけのマガジン

    アニメが好きです。 感情が高ぶって周囲に迷惑をかけそうになったらここに書きます。 家族は聞いてくれないから。

最近の記事

長女が学校を脱走したのはその血の運命(さだめ)だった話

 8月。  地獄の夏休み真っただ中である。  去年まで学校行き渋りがひどかった長女氏だが、6年生の1学期は頑張って登校した。  病欠も多少はあったが、不登校までは行かなくとも毎月行き渋って休んでいた去年に比べたら信じられない進歩である。  何より、自分の意思できちんと登校していることが感慨深い。  いや、それだけではない。  我が強く、考えなしで、一切の未来予測をせずに今だけ生き続けて来た長女であったが、高学年になってからはずいぶんと落ち着いた。  かつては色々と心配もしてい

    • 来世はパンダに生まれ変わりたいと本気で考えている話

       皆さんは、輪廻転生というものを信じているだろうか?  いわゆる、生まれ変わりというやつである。  私はめっちゃ信じている。  より正確に言うならば、輪廻転生はある、という前提で生きることにしている。  この何もかもがままならない浮世で生を送るには、生まれ変わりを信じた方が気が楽だと思っているからだ。  たとえ今世うまく行かなくても、来世はうまく行くかもしれない。  そんな希望を持てるからだ。  来世でやり直しができると思えば、この重い人生も少しは軽い気持ちで歩めるというもの

      • この世で一番切ないサボテンの話

         我が家の2軒隣に、かつてとても仲の良い老夫婦が住んでいた。  6年前に奥さんが亡くなって間もなく、ご主人も後を追うように亡くなった。  高齢化の進んでいる地域だったこともあってか、ご夫婦は小さい子連れで引っ越して来た我々家族にとても良くしてくれた。  長女のためにお菓子やアイスをわざわざ常備してくれていて、道端で会うとニコニコと渡してくれた。  私のお腹に次女が出来た時も、産まれるのを楽しみにしてくれていた。  残念ながら、奥さんが生きているうちに次女を会わせることは叶わな

        • 運命みたいな再会から腐女子ソウルメイトになった同郷の友人が引っ越してしまった3~タイBL篇

           【本編は無料で読めます】  一杯付き合って欲しくて書いている当記事も、これで最終回である。  どれだけの人が付き合ってくれているか分からないが、みんなどうもありがとう。  遅れて来ちゃったよ!と言う方は第一回目の記事からどうか付き合ってくれれば幸いである。 運命みたいな再会から腐女子ソウルメイトになった同郷の友人が引越してしまった1〜学生時代篇  ちびりちびり。 1、3次元という新世界 完全に腐女子に出戻ったMちゃんと私は、同級生を超え、ママ友を超え、腐女子仲間とし

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        • 人生を切り売りしたエッセイみたな駄文を綴るよマガジン
          12本
        • オタク、家を建て替える
          2本
        • そうだ、ゲームの話をしよう
          1本
        • アニメへの溢れる愛をぶつけるためだけのマガジン
          2本

        記事

          運命みたいな再会から腐女子ソウルメイトになった同郷の友人が引っ越してしまった2~覚醒篇

           【本編は無料で読めます】   今日もお時間のある方、ビールとつまみを用意して、今日も私の思い出話を聞いてください。  前回の記事はこちらなので、最初から付き合ってくださる方は読んでくれたらうれしい。 運命みたいな再会から腐女子ソウルメイトになった同郷の友人が引っ越してしまった1〜学生時代篇 1、そしてママ友になった 里帰り出産をしていた私が名古屋に戻ってから間もなく、Mちゃんが第一子を妊娠した。  マンガは好きでもオタクをとうに卒業していた私たちは、以降何年かの間マ

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          運命みたいな再会から腐女子ソウルメイトになった同郷の友人が引っ越してしまった2~覚醒篇

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          運命みたいな再会から腐女子ソウルメイトになった同郷の友人が引っ越してしまった1〜学生時代篇

           【本編は無料で読めます】  読んでくれる人がどのくらい居るかは分からないが、今日は何だか思い出話をしたい気分なので一杯付き合ってくれたら嬉しい。  お時間のある方は缶ビールを用意して、おつまみ片手にボランティア精神で読んでもらえたら幸せである。  友達が引っ越してしまった。  自粛ムードのこのご時世に。  車で30分の距離から、新幹線で2時間以上の距離へ。  彼女と私の出身地は東北の片田舎だが、友達と呼べるほど仲良くなったのは郷里を離れ、大人になってからだった。  私

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          運命みたいな再会から腐女子ソウルメイトになった同郷の友人が引っ越してしまった1〜学生時代篇

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          オタク、家を建て替える2~SUMOカウンターにて

           築40年ほどの廃屋じみた我が家が雨漏りして床に器を敷き詰めた前回の記事はこちらである↓  2021年7月現在、家の建て替えに関して何となく先が見えてきたような気がするので、思い出したように続きを書き連ねようとしている次第である。  以下はコロナ禍以前の記録なので、1年以上前のことになる。  さて、やむに止まれぬ事情で家の建替えを検討しなくてはいけなくなった我々一家であるが、残念なことに上向きのモチベーションを持っているメンバーは誰一人いなかった。元来面倒くさがりなのであ

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          小学生時代に学芸会でしれっとエアオルガンを演奏した話

           私はいわゆる器用貧乏ではあるが、運動と楽器だけはてんでダメである。  運動神経は幼少期に私の身体から乖離してしまったようなので仕方ない。  楽器に関してはまるで興味がなかった。練習せずともある程度できるものならそれなりの興味を持つかもしれないが、もう、練習が、嫌。音を奏でるために割くコストなど持ち合わせていない。そんな暇があるなら、お絵描きをしたり、妄想をしたり、本を読んだりしていたかった。音楽の授業は嫌いではなかったが、鍵盤ハーモニカやリコーダーは憎んですらいた(臭いし)

          小学生時代に学芸会でしれっとエアオルガンを演奏した話

          シン・エヴァを観に行けないのでTV版エヴァンゲリオンの思い出を語ろう

           ちょっとーー!!!!!!!  どうして!私が観たいアニメ映画は!公開が子どもの長期休暇にかかるんですかぁーーー???????????!!!!!!!!!!!  という訳で、春休み前最後のシン・エヴァンゲリオン劇場版:||鑑賞チャンスを逃したあかりんぐです絶望よコンニチハ。ちなみに先日NHKで放送された『プロフェッショナル』の庵野監督回も、録画したもののネタバレっぽい何かが入ってたらいかんと思って視聴できないでいる。放送直後はツイッターでの盛り上がりに乗れなくて悲しかったのだ

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          歳を取って10キロ太ったらめちゃくちゃ生きやすくなった話

           【有料設定ですが無料で最後まで読めます】   自分で言うのも何であるが、若い頃の私は可愛かった。  いや待ってほしい、年寄りの昔は良かったって話じゃないんだ、過去の栄光話をするつもりじゃないんだ、6話から面白くなってくるタイプのアニメを勧められてると思いながらちょっとだけ我慢して聞いて欲しい。12話まで見たのに面白くなかったらそれは謝るわ、ごめん。  本題を始める前に、前提として20代の頃の話をしなければならない。  もう一度言うが、若い頃の私は結構可愛かった。街角で

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          年長と千鳥と試行錯誤のジェンダー教育

           うちには年長さんの次女がいる。この次女、芸人の千鳥さんが大好きである。千鳥の面白さが年長さんにも分かることにちょっと感心しながら、母は黙って毎週日曜に放送されている「テレビ千鳥」を録画している。  先日のテレビ千鳥の内容は「野球盤で遊ぶんじゃ」。千鳥の2人が野球盤で遊ぶ企画である。次女は毎週月曜の朝、幼稚園に行く前に録画消化をする。今朝私がテレビの前を通過した時には、どういう経緯かは見ていないがノブが雑に女装をして座っている様が画面に映し出されていた。  次女がこの内容を楽

          年長と千鳥と試行錯誤のジェンダー教育

          冬休みは地獄と言いながらなぜ皆さん笑ってられるんですか私はもうだめです

           ※これはただの愚痴の駄文であることを先に申し添えておく。  学校と幼稚園が長期休暇に入った。  あまりの地獄っぷりに限界突破しそうだったので「冬休み 地獄」で検索してみた。おお、居る居る、地獄だと嘆いている同胞たちがこんなにもたくさん…たく…?…?????????????????  目頭をつまみ天を仰ぐ。あれ地獄ってそんなゆるフワなもんだっけ?いや行ったことないけどさ。地獄だからちょっとでも楽しく過ごそう?地獄だけど何とか出来ることを考える?子どものためにあれやこれやを準

          冬休みは地獄と言いながらなぜ皆さん笑ってられるんですか私はもうだめです

          オタク、家を建て替える1~中古住宅はここに気を付けろと言うこととあばら家は限界なのだった

           家を建て替えることになった。  より正確に言えば、建て替えざるを得なくなった。  宝くじも当たっていないのに、である。  これは金もコミュ力も体力もないオタク主婦の視点から見た、家の建て替えの全記録である。  (※随時更新) 今のおうち 今住んでいるのは築40年ほどの木造2階建て住宅である。何年か前に中古で購入した持ち家だ。もう古いので購入価格はほぼ土地代で建物はオマケって感じだった。買った経緯を話すと姑が出てきて長くなってしまうので、ここでは割愛する。誤解されないように

          オタク、家を建て替える1~中古住宅はここに気を付けろと言うこととあばら家は限界なのだった

          劇場版鬼滅の刃 無限列車編を観たら顔中の毛穴が開き鞄の中はびちゃびちゃになった

           ピンポンパンポン。ネタバレなしで感想をお送りします。  子どもの付き添いで行くかどうか迷っている方の参考になれば幸いだなあという想いも込めた記事です。長女の同級生でも、見に行きたいけど親に怖そうだからダメって言われている子もいるそうなので。レーティングPG12指定に対する個人的な見解は最後の方に記してある。 プロローグ すごいことになっている。  何がって、劇場版鬼滅の刃 無限列車編である。  なんか、すごない?鬼滅。公開10日で興収100億を突破したそうではないか。千と

          劇場版鬼滅の刃 無限列車編を観たら顔中の毛穴が開き鞄の中はびちゃびちゃになった

          私の愛したバイオハザードは死んでしまった話

           1996年、衝撃のゲームと出逢った。洋画のようなホラームービー、どこからともなく聞こえる不気味なうなり声、突然聞こえる物音、予告なく目の前に現れる異形たち。ゲームのタイトルは「BIOHAZARD(バイオハザード)」。私はすぐに魅了され、何度も繰り返しプレイした。ベストセラーとなったバイオハザードは次々と続編が発売され、その度に私は広がり行く新しくも恐ろしい世界の住人となった。  それから24年。アラフォーとなった私は遂に、あんなにも愛したバイオハザードシリーズのプレイを卒業

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          「晩ご飯何がいい?」「何でもいい」問題が勃発しないタイプの主婦の話

           夫婦間の永遠の課題の一つとして「晩ご飯何がいい?」「何でもいい」問題というものがある。主に食事を作る側の人間が献立に悩んで家族に「何がいい?」と聞いた時に「何でもいい」と返って来るので困ったり怒ったり悲しんだりしてメンタルに負荷がかかってしまう定番の家庭問題である。主に食事を作る側の人間=妻、献立を聞かれる家族=夫で起こることが多い。  私は家庭では主に食事を作る側の人間であるが、実はこの「ご飯何でもいい」問題に共感できないタイプの主婦である。「何でもいい」と言われて困る理

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