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「コーヒー」というキーメトリックス

Kurasuとしてどんなメトリックスを追うのが正しいのか?BIツール導入にあたって改めて会社全体でどのようなデータを追うのか発散したディスカッションが行われた。

カフェ側、オンライン側で追う数値は違うし、また変数も違う。色々発散したディスカッションの中で出てきたのは全社共通のメトリックスとしての「コーヒー」だ。

各部門が異なる指標を追っている中で、コーヒー事業の中心性を再確認し、共通のメトリックスとしてコーヒー関連のデータを追跡する。つまりはこういうことだ:

  • カフェ:コーヒーの配数や豆の販売量

  • オンライン:コーヒー豆の売上、サブスクリプションの推移

  • 焙煎チーム:焙煎量

コーヒーの量が数値化されたら、生産者との取引量の予測が可能になり、結果的にどれだけの生産者からコーヒーを購入することができるかが明確にもなる。会社全体として、コーヒーという軸を基に事業運営を進めることで、部署に分かれて違う数字を追うのではなく、Kurasuとして追いたい数字が明確化される。

コーヒー以外にも、各部門の特性に応じたメトリックスをもちろん設定が必要だ。そのKPIももちろん設計はしていく。

ただまずは全社共通の指標として「コーヒー」を中心に据え、全社的なデータ収集と分析のベースにすれば、会社の方向性や各部門のパフォーマンスを統一的に測定し、最終的な目標達成に向けた一貫した戦略をが構築できる。これこそがコーヒーの会社をしての本来あるべき姿だと感じた。


このnoteは、Kurasuの社内向け日報を公開したものです。

Kurasuは、京都を拠点とし、シンガポール、ジャカルタ、バンコク、香港にも展開するスペシャルティコーヒーブランドです。現在、国内外で11店舗を運営し、コーヒーを通じて人々の生活に豊かさをもたらすことを目指しています。

ぜひKurasuのnoteもご覧ください。
https://note.com/kurasu_kyoto


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