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【2】とわだこマルシェ

10月30日 @青森県十和田市

夫のマルシェ出店に初めてついて行った。
夫自身もまだ2回目のマルシェ出店で、前回得た学びを活かそうと、相当準備していた。
早朝に家を出発し、2時間半後、会場到着。会場はきれいな湖畔で、あたりは朝露でうるおっており、出店者たちがそれぞれ支度をしていた。
与えられたスペースがどこなのか探し出すところから苦戦しながらも、お店の設営スタート。看板の位置やらたゆたみ具合やら、商品を置く台の飾り付け方やら値札の付け方やら、夫の頭の中には理想像があるようだが、わたしの頭の中には特にないので、指示待ち人間として稼働した。
そもそもこの日はわたしにとっては休日であり、マルシェ出店をする夫について行くという名目でちょっと遠出して遊べる、くらいの心持ちであり、「売るぞ!」みたいな気合はなかった。ちなみに棚に並んだ商品は、あけびの籠、あけびのつるで作ったオブジェ、熊の革で作ったチャーム。

あけびの籠
熊の革のチャーム など

イベントが始まり、お客さんぽい人が次々やってきた。夫の作戦である「クロモジ茶配布」はなかなかに功を奏し、たくさんの人が立ち止まって商品を見て行ってくれた。このクロモジ茶は、夫が山からクロモジの枝や葉を取ってきて乾燥させてお茶にしたもので、自分で取ってきた!というストーリーもあるし、なによりおいしい。

わたしはヌイグルマーなのではらぺこあおむしも連れて行った

このマルシェに来てくれるお客さんは、けっこうナチュラル系(ナチュラル系って言葉をあまりよく知らず使ってます、すみません)の方が多く、みなさん総じて天然物なうちの商品に興味を示してくれた。そして商品はそれなりに売れて行った。わたしは「自分で作ったものが売れて行くってすごいね!」という気分だった(※わたしは何ひとつ作っていない)。ひっきりなしにお客さんは訪れたので、お昼ご飯をとる時間的余裕がないくらいだった。あけびの籠は単価がそれなりにするので売れ行きは悪かったのだが、日が暮れそうになるにつれてなぜかビュンビュン売れ出した。すごいと思った。けっこうな大物が売れた時、夫は隣の隣のお店で前世を霊視してもらっていて、その場に立ち会えなかった。笑
さて、マルシェが終わり、あたりはやりきった感につつまれた。十和田湖畔の夕日の美しさといったらなかった。紅葉も最高潮で、散歩道を歩いている人々はみな幸せそうだった。出店者同士の交流もよかった。みんな何かを求めて行ったり来たり、その人だけの人生を歩んでいる感じがした。もっとお話がしてみたかった。またいつかそんな機会があればいいな。

十和田湖!うつくしい、見習いたい

マルシェ出店はとても楽しかった!気持ちが完全に休日スイッチオフモードで、あまり役に立てなかったのが反省点!でもこれくらいの気持ちで参加するのはとても楽なのでこれくらいの気持ちで参加したい。

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