医科大&医学部入試 最新情報(慶應・慈恵・名大)【医学部入試キホンのキ】
こんにちは。代ゼミ教育総研note、編集チームです。
医学部入試についての連載4回目。
志望学部選びに迷っている皆さんや、医学部受験をして(させて)みたいけれど全然知識がなくって困っているという方にも分かりやすいように、丁寧に、解説していきます😊
今回は、最新の医科大&医学部入試情報をお伝えします!
慶應義塾大学 医学部 、地域枠追加&試験日程変更
7月26日に、慶應義塾大学医学部と栃木県が、地域枠に係る協定書を締結したことを発表しました。
栃木県内の医療・医学の更なる充実・進歩に向けて、高度医療を実践し、医学研究を牽引する「ハイレベル」な医療人材を確保するための地域枠設置です。
慶大の医学部では初の地域枠で、募集人員は1名(一般66名の内数)、試験は一般選抜と同日に行われます。
なお、2026年度入試からの設置であり、現高2生等が対象ですのでご注意ください。
詳細は下記リンクよりご確認ください。
▶慶應義塾大学医学部一般選抜(栃木県地域枠)の設置について
また、慶大の医学部は、2025年度から1次試験の日程を前倒ししました。2/19⇒2/9と大幅に早まることを受けての他大学の日程変更も注視していきたいところです。
日程および各教科の出題範囲は下記リンクよりご確認ください。
▶2025 年度以降の慶應義塾大学「一般選抜」の変更点について
東京慈恵会医科大学&東京理科大学、提携へ
朝日新聞の取材で、東京慈恵会医科大学と東京理科大学が連携し、学生が両大学の講義を受けられる体制づくりが進むことが分かりました。
▼東京理科大・慈恵医大、連携へ 相互に受講可能、他大学に拡大も 理系教育・研究ニーズに対応(朝日新聞デジタル・8/3・有料記事)
東京理科大学は、世界から研究者が集う研究拠点となることを目指し「TUS SciTech 構想」も策定しており、同大がハブとなりさまざまな分野横断・融合的な研究を推進することを構想しているそうです。
▼東京理科大「TUS SciTech構想」策定…慈恵医大と連携強化(リシード・8/5)
日本の大学間、あるいは日本と諸外国の大学の連携はまだまだ進んでいるとはいえませんが、コロナを契機に新しい大学の形も生まれ始めています。
(参考記事)
名古屋大学 医学部医学科、2次試験の国語廃止
国公立大学医学部の2次試験では、科目としては、英語・数学・理科2科目が課されるのが一般的です。
かつては、東京大学・京都大学のほかに、名古屋大学・山形大学が2次試験に国語を課していましたが、山形大学は2024年度入試より国語廃止、名古屋大学も2025年度入試より国語を廃止したことで、東京大学・京都大学のみが国語も実施することになります。
入試科目が減少すると志願者が集まる傾向はあるももの、国語を廃止した山形大学は2024年度入試において、一般選抜・一般枠の志願者を348名⇒288名に減らしています(※一般選抜・地域枠は27名⇒34名に増加)。
名古屋大学の志願倍率にどのような影響が出るのか、注視したいところです。
また、2次試験に国語が課せられないからといって、国語の勉強をおろそかにしてよいわけではありません。共通テストはもちろんのこと、小論文・他教科の学習にも必要な力となりますので、早め早めの対策を練っていきましょう。
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次回の「医学部入試キホンのキ」では、最新の医療系ニュースまとめをお送りします。お楽しみに!
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