気持ちの整理のためのnote

気持ちの整理のためのnote

最近の記事

Twitterを始めた

タイトルの通りなのだけど、Twitterのアカウントを作った。 学生時代は実名で登録していて、その後も匿名アカウントを作っては消してを繰り返していた。 もう一回やってみようかなと思ったのは、妊娠を機にその時の体調や気持ちをこまめに記録しておきたかったのと、最近長文を書く集中力が無くなってしまったからだ。 ーーー cakesの炎上もあって最近noteを更新される方が減ったなと思う。私も何となく書く気が無くなってしまった。 新しい記事が流れてこないタイムラインを眺めながら

    • 今日も明日も夫とおしゃべりしたい

      これはただののろけ話なのだが、昨日晩ごはんを食べながら夫と話していたら気づくと2時間経っていた。 夫と話すととても癒される感じがする。何かに似ていると思ったら、初めて心療内科に行ったときと同じ感覚だった。 会社の産業医に勧められて行った心療内科の担当医師は、40代ぐらいの男性だった。 私はその場で何を話していいのかわからず、言葉につまりながら聞かれたことにぽつぽつ答えていると、途中から自分の閉じ込めていた感情がずるずると引っ張り出されて涙が出て仕方なかった。医師は無言でテ

      • 自分の母をふと恨んでしまわないために

        来年自分が母になるということを想像するたびに、幼い頃の自分をやけにくっきり思い出すようになった。 楽しい思い出ももちろん無数にあるのだけれど、何となくしんどかったことの方が鮮明に思い出されてしまう。 例えば、母によるピアノの指導だ。 私は3歳から高校3年までピアノを習っていた。母は幼稚園教諭をしておりピアノが弾けた。だからか、私のピアノ練習に対して異様に厳しかった。 私が家で練習しているといつの間にか隣に来て、だんだん母の声が怒声になっていく。最後には「どうしてそんなこ

        • 少しずつ動き始める

          今月から、あるNPOのメンバーになった。 途上国における教育の問題解決を目指すNPOで、大学時代の先生に紹介してもらった。 来月から海外のメンバーを含めたオンラインミーティングが始まり、いま大慌てで1日のほとんどを英語の勉強に充てている。 受験生のように、単語、文法、瞬間英作文、シャドーイングの勉強後、オンライン英会話を受講する。夕食後はNetflixを英語字幕で見る。1日の終わりは疲労困憊になって眠る。 英語を勉強するモチベーションは、焦りだ。 理解したい相手の話がある

          命を作るということ

          子どもはずっと生みたいと思っていた。 特にここ数ヶ月ほどは、エッセイや医師が書いた本など妊娠出産に関するあらゆる本を読んだ。産婦人科に行って健康診断と予防接種を受けた。基礎体温を測って毎日アプリに黙々と記録した。排卵検査薬を使い夫とタイミングを見計らった。 けれど生理は来た。じんじんと痛む下腹部にいらだち、そのあときまって涙が出た。 これを毎月繰り返すのかと思うと、心が持たない気がした。 ーーー 命の作り方を知ったのは、小学2年生のときだ。 ある夜の夕食後、母は私を隣

          命を作るということ

          恋愛リアリティーショーの作り方の問題とは

          「アンリアル」という海外ドラマを見た。 日本版も制作された恋愛リアリティ番組「バチェラー」の舞台裏を描いたドラマだ。アメリカ版バチェラーを10年間手がけた元プロデューサーの女性が、番組制作の裏話を暴露した脚本を執筆している。 「バチェラー」は台本のないリアリティーショーだと謳う。しかしこのドラマでは、実際はスタッフたちが過度な演出やヤラセを考案し、出演者たちを陥れていく様子を描いている。 ドラマの中で、プロデューサーによる「もっと悪役を!」というセリフが何度も出てくる。

          恋愛リアリティーショーの作り方の問題とは

          【日記】家にいる記録5

          【月】 朝、窓を開けていると隣の部屋から女性の怒鳴り声が聞こえてきた。 「早くプリントをやりなさい」 「1日のスケジュールを立てなさい」 「どうしてこうだらしないの」 声の主はおそらく学校が休校になった子どもがいるお母さんで、私は最初こそ微笑ましく聞いていた。しかし2、3時間続くとだんだん自分も怒られている気分になりうんざりしてきた。 夜、ゴミ出しに玄関を出ると、同じタイミングで隣の部屋から小学3年生ぐらいの少年がゴミを持って出てきた。この子か!と思うと何だか笑いがこみあげ

          【日記】家にいる記録5

          理想の会社を想像してみる

          大学時代のアルバイトも含め、自分の働いた経験を一度棚卸しして今後の会社選びについて考えたい。 ーーー ①レストランのウエイトレス 家から近いという理由で選んだ。ディナー1人1万円という価格帯のせいか接客のストレスはほとんどなかった。 ただ制服にヒール着用が義務付けられており、5時間の立ち仕事がめちゃくちゃしんどかった。仕事終わりは階段を降りるのも一苦労で、体力が求められる仕事は無理だと思った。 ②テレフォンオペレーター 座って働きたいと思い、時給が良かったテレフォンオペ

          理想の会社を想像してみる

          【日記】家にいる記録4

          【月】 今のスマホを2年半使っていることに気づいて新しいスマホを買った。 動きも鈍く、いつ壊れてもおかしくない状態だった。 新しいスマホにアプリをインストールしながら、自分に関する情報が詰まりすぎていると思った。 メッセージのやり取りや写真、SNS、書き散らかしたメモ、読んだ電子書籍、見た映画、通販の記録、カードの使用履歴、銀行の残高、体重のグラフ、自分の身体のバイオリズムまで。 この小さな端末に、私がどんな人間であるかが詰まりすぎている。 【火】 自分で作ったご飯を直前

          【日記】家にいる記録4

          自分の欲望を書き出してみる

          ジェーン・スーさんと中野信子さんの本「女に生まれてモヤってる!」の中に、ジェーン・スーさんのこんな言葉がある。 自分の欲望をなめるな。 普段はひた隠しにしても、その炎が消えることはありません。隠せば隠すほど胸の奥でくすぶり、自由闊達に生きる人を恨めしく思い続ける燃料になってしまう。それはあまりにも悲しい。 まったくもって無責任なことを言いますが、欲望を口に出してみてはいかがでしょう。紙に書き出してみるのもいいかもしれません。すべてから自由になれたら、何がしたい?来年から2

          自分の欲望を書き出してみる

          【日記】家にいる記録3

          【月】 安倍さんの緊急事態宣言延長を聞いた。 空虚。あまりにも空虚。全国民に向けた演説で、どうしてこんなにへらへらできるのか。 かつて貧困が社会問題になっているアジアの国へボランティアに行ったとき、一緒に活動した現地の大学生たちが皆「この国の政治は崩壊してるから」と言った。自分の国をそこまで信頼できなくなるのは悲しいなと、大学生の私はどこか他人事だった。 今、日本の政治こそ崩壊以外に他の適切な言葉がないじゃないか。自分の国をそんな風に思う日が来るなんて想像もしなかった。

          【日記】家にいる記録3

          岡村隆史のこと

          めちゃイケの、岡村隆史のオファーシリーズが大好きだった。 オファーシリーズとは、劇団四季やEXILE、モーニング娘。や市川海老蔵の歌舞伎などあらゆる舞台に岡村隆史が挑戦する企画だ。今でも内容をはっきり思い出せるぐらい、私はこの企画の時はテレビに張り付いて見ていた。 この番組で、岡村隆史はそれぞれのプロフェッショナル達のレベルまで自分を高めていく姿を見せる。真面目に一生懸命に、しかし笑いもとる。最後にはいつも完璧な舞台を見せる。 「一生懸命さ」は時に痛々しく見えたり、笑い

          岡村隆史のこと

          着る喜びのこと

          引越しの作業はいやでも自分の持ち物と向き合わされる。 本や雑貨類はすぐに「残す・残さない」の判断ができるのだが、洋服だけはどうしてもだめだ。 ーーー 洋服に興味を持ったのは高校生のときだった。安く買った服を切ったり縫ったりして自分の身体に合わせて着たらとても似合っている気がした。 大学生になると空いた時間に洋裁教室に通って、布地からワンピースやスカートを作る楽しみに目覚めた。母や祖母の昔の服をもらって、お直し屋さんで私のサイズに仕立て直してもらうこともあった。 会社員

          着る喜びのこと

          【日記】家にいる記録2

          【月】 無職でいることが怖い、とじりじり減っていく預金残高を見ながら思う。 近所のスーパーはいつだって求人募集の張り紙が出ている。食材や衛生用品を買いに行く度に、そこで働く店員さんたちにリスクを押し付けているだけなのではと思う。 【火】 夫との会話が減っていく。話したくなる情報との出会いがあまりにも少ないからだ。生活に予期せぬことが起きない。 夫に「夫婦の会話が減ってるよ」と言うと「え、そう?」とだけ返された。 【水】 今の一番の楽しみは食べることだ。今朝はホットケーキを

          【日記】家にいる記録2

          【日記】家にいる記録1

          引越しが延期になりずっと自宅にいる。夫も出張先から帰ってきたので東京で二人暮らしをしている。 夫とは結婚しても仕事の都合でずっと別々の場所で生活していた。心から望んでいた二人での生活が、まさかこんな形で始まるとは思わなかった。この生活を後から思い出せるように記録しておきたい。 【月】 安倍さんの動画を見た。もし私が今まさに不眠不休で働く官僚だったら、心の底から働く気がなくなるなと思った。会社員だったとき、私に至急の資料作成を頼みながら有給休暇をとって同僚とゴルフに行ってい

          【日記】家にいる記録1

          こいつには何を言ってもいい系女子のその後

          自分より年齢も立場も上の男性からセクハラを受けた時、若い女性には何が起こるのだろうか。 私は会社員だったとき、上司から自分の身体や容姿に対するいじりという名のセクハラを受けていた。当時はこれを受け流すことが大人のコミュニケーションだと思い込んでいたが、その後私は体調を崩して休職する。 当時の自分に起きた出来事を記録しておきたい。 ーーー 私は新卒で男性ばかりの会社に入った。 セクハラを初めて受けたのは、新入社員として入社した直後の飲み会だった。私はその場で一番年下で

          こいつには何を言ってもいい系女子のその後