余裕なりの

世界は素敵 人間うぐぐ

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最近の記事

づかれだ

とか 言う場所あったかもーーここに おかね ねー今別に 全身が変です 凍っている 溶けたい じゃないと これからの人生で 一番したくないこと 、は、他責! 自責に生きていきたいあとシャバで 自分はとてつもなくきたないからきれいな音に纏われたいしほんとうにきたないからきれいな音に触っていたいだけ 音を触るとき ようちえんじみたいな自分が 自分にだけ効く塗り薬を作ってるみたい か 画用紙の上から自分が見たいものをよく怒られてたクレヨンのグー塗りで色を選びとって塗りた

    • 忘備

      いる場所を変えようと思う

      • ジメジメしたメモ

        夜を寝ないで日が出た頃、脳がだんだん考える事を辞めてバカになった瞬間で物事をやりたい。人にどう思われるだとかを考える無駄働きも弱まるから。この頭が回らない状態はめちゃくちゃな事を自信満々で言う小中学生と同じ。みずほ銀行の残高照会をタップ 貯金を増やす事が正直かなり気持ちいい けどそこに快感を感じるなんてあらあら寂しい人間だわね、という見方をする人間も居るらしい。はあはあ、私は先を見越した上での快感だというのに 自分は上から上から人生の横棒を見据えてるつもりが、皆の方が実は全然

        • シャバは美しい所 発端

          2019年のクリスマスイブ かなりオーバーサイズのアウターのポケットに赤い長財布を雑に突っ込んでいた。この頃、私は渋谷付近に住んでいて、家に帰る前にいつも通りコンビニで水を買おうとしていた。                                   会計時に何か嫌な予感がした。咄嗟にその場にしゃがみ込み、くたくたで小汚い鞄を漁る。鞄の中にはアクリルラッカースプレーが何本も入っている。  太陽の塔入場券 ペンとメモ帳 香水 AirPods 財布がポケットにも鞄の中

          シャバは美しい所 音楽

          私は今も、留置所に入る前も、 一人で過ごす時間の半分以上は イヤホンを付けた状態で過ごしている。 熱狂的に好きなアーティストがいる訳では無い。 ただ気持ちの良い音楽が好きだ。 耳元で鳴る音に触れているだけで安心するのは “自分の中で納得がいかない全てに対して、 分かりやすく現実逃避出来るから”である。 森や水の中に居て、それだけで快感な時にわざわざ音楽は必要無い。 私が、街や電車の中でイヤホンを頼りにしているのは、単純な脳みそが音楽に引っ張られるお陰で現実まで着色される。 

          シャバは美しい所 音楽

          2020 22歳の

          自分  今までの人生で一番予定が詰め込まれた8月が終わった。裁判も無事終了。無意識に全身に力が入ってた様な半年間だった。その緊張感が逆に気持ち良いような。 今の私はだいぶ力が抜けてふにゃふにゃだ だんだん暑過ぎる日も減っている。あんなに慣れたくなかったシャバフィールドにも正直慣れてきた。 保釈されてから母親に、今回の事でかかった費用100万と少しを返済した。どこからそんなお金?とこれは、きっちりクリーンな仕事に時間費やしまくって返しました。 私は、お金を生み出す事が一

          シャバは美しい所 質問返答1

          きちんと文章を順序立てて書く気分では無いけどなんかnote更新したいって直感で脳無しネタ切れYouTuberみたいな事をしてしまいました。 Instagramでコメントくれた人ありがとうございます。 友達が一人(男の子)が捕まってしまい、彼と文通している中で 「性欲が最悪、当然オナネタは無いし、新聞にある女子フィギアスケートの写真でムラムラしてしまう」 なんて事が書いてあった。その後私が逮捕され檻の中で、その気持ちが痛い程分かってしまう瞬間があった。 基本的に女子留置

          シャバは美しい所 質問返答1

          シャバは美しい所 ゴミとゴミ袋

          シャバへ、調子どう? 男性はあまり知る事が無いであろう 女性用トイレにある使用済み生理ナプキン入れの話 基本的に街や家にあるそれ用ゴミ箱は プラスチックケースの中に黒ビニール袋、の中に使用済みナプキンというパターンが多い。 しかし、留置所のそれは茶色い紙袋一枚。 上が閉じてない為中身が丸見えであった。 ちなみに、トイレ自体も座った状態の上半身部分がガラス張りになっていて檻の外からも部屋に居る人間からも丸見えである。 個室の中で自傷行為や危ない事をしないようにって作りら

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          シャバは美しい所 シャブ中アケミ

          前回の⊃⊃″、キ 私が留置所に入った五日目、同部屋に新入りがブチ込まれた。“新入り”と言っても明らかに、留置所が初めてでは無い様子の40代女性である。 背が低く、市販のカラー剤で繰り返し染めた様なヤンキーちっくな茶髪、声はしゃがれていて、いかにもなビジュアルであったが、彼女はとても優しかった。 出会ったその日に、彼女は自らの本名を躊躇い無く明かしてきた。 印象が近い所で仮名にするならば トウジョウ アケミ  そんな感じ。レディースの番長みたいな名前だと思った。 中学生の

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          シャバは美しい所 別れと出会い

          私が留置所に来て五日が経った頃、同部屋初期メンバーの一人が不起訴の判決を受け、美しきシャバへと帰って行った。 檻が並ぶ廊下の向かいには被疑者専用のロッカーがある。そこには被疑者番号の書いたシールが貼ってあり [午前中に自分のシールが剥がされていれば、その日の内に留置所を出れる] という暗黙の合図の様なものがあった。 今でも、最初にシャバに帰った彼女の番号を私は覚えている。とても純粋で、可愛らしい顔をしていた彼女の国籍は日本では無かった。“でも日本が好き!”と、一緒にいくつ

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          シャバは美しい所 風呂

          檻の外が、いつも以上に騒がしくて目が覚めた。   廊下にかかっている時計を覗くと、まだ起床時間前である。五日に一度の風呂の時間は、夜では無く朝起きて直ぐの事だった。寝起きでぼんやりとしていると、私達の部屋番号が呼ばれ、同部屋の仕切り役に 「69、風呂だよ!時間無いすぐだよ!」と急かされた。 確かに風呂の時間は短く、五日に一度だというのに前後の着替え含めて二十分が原則である。 ヨレたタオルと自分の石鹸を持ち、ガス室のような外観のドア前に立つ。一回に中に入れる人数は十五人程度。

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          シャバは美しい所 地獄椅子

          検察庁に運ばれ、指示通り約十人が一つの檻の中に入る。留置部屋とはまた違う、そこは鉄のにおいがした。 六畳程のスペースに、硬い長椅子が二つ並びその横にろくに隔ても無く洋式便座が一つ。(辛うじて手洗い場付き) 順番に座っていくが一人あたりの座れるスペースは本当に身体一つ分のみだ。 私は長椅子に腰かけてすぐに、感受性のレベルを大きく下げた。いつもの調子でここに何時間も居れば、他の被疑者達の感情を拾ってしまい自身が奪われると感じたからである。 “外出時の手錠はキツい”と留置所の中

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          シャバは美しい所 外出

          これは私が留置所に来て以降、初めての外出の記録である。 午前七時半 朝ご飯を食べ終え、また昼食の時間まで空白か…と思っていると外から番号を呼ばれた。(以下私の番号は”69”とする) 「69、護送だから出て」 護送と言われてもはじめ、全くピンと来なかった。 護送とは、被疑者が集団で身柄を拘束されたまま検察庁や裁判所に送られる時の事である。 既に何人かグレースエットの女達が並んでいる場所に着くと、軽く身体チェックをされ、両手錠を限界までキツく閉められた。 私の前に立っていた

          シャバは美しい所 外出

          留置所ルーティーン

          朝六時 起床 女警察官達の声かけで一日が始まる。 被疑者各自が布団を檻の外へ片付けると、直ぐに渡される歯ブラシ、石鹸、タオル。全てに自分の番号が書かれていた。 毎朝一番にこれを見るなんて、確実に精神衛生上良くないと感じた。 新人は歯磨きの順番が一番最後である。私は順番が回って来ると歪んだ鏡を前に、白目を剥いたり、口をニヤニヤさせながら歯を磨いた。そうすると何だか全部がギャグに見えて、自分を保てたからである。 七時 朝食  部屋に敷いたござの周りに四人集ま

          留置所ルーティーン

          シャバは美しい所 檻の中

          留置部屋に足を入れてすぐに、檻の扉を雑に閉められた。外から鍵を閉める担当は、溜まったゴミ袋の上を縛る時の様な顔をしていた。 これがこの世の正しい対応なのかもしれないが ”人間が人間を閉じ込める”光景はあまりにも滑稽過ぎる。 ガシャンと音が鳴って一瞬、食用・家畜や殺処分される動物達の感情が私の中に入って来た気がした。 思わず鍵を持っている人間を睨んだ。せいぜい睨む事しか出来ないのは、被疑者の立場で感情的な事など言えば全て記録され、さらに問題とされるからだ。 言いたい事がま

          シャバは美しい所 檻の中

          シャバは美しい所 視線

          ついに部屋(豚箱)に案内される、と廊下を歩く。そこから見える各檻の中からいくつかの視線に気付いた。 時間がもう遅いにも関わらず目が合う女被疑者達からは何かパワーを感じた。まぁ実際にはパワーというか、全員目が据わっていた。 留置される女被疑者達は勿論化粧禁止である。 まつげエクステをしていた女が、異物だと見なされて剥がされていた程だ。全員スッピンに、五日に一度しか風呂に入れない状況で、髪はボサボサ。鏡もまともに見ていない彼女達は、自身の外見を気にするという概念が取り払われ

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