12人のイカレたおばけたち 序
※創作戯曲です。
登場人物
人間 陪審員8号。本名・佐々木太郎。童話作家。召喚状を受け取り、普通の裁判だと思って裁判所へ行くが、おばけの裁判所だった。
ケットシー 陪審員1号。化猫。化け猫たちの王であり、尊大な性格。仕切り屋。
狼男 陪審員2号。満月の夜に狼に変身する。他の日は人間同様なので人間に親近感を持つ。
サンタ 陪審員3号。サンタクロース。メタボが気になる。子どもに優しい反面、憎悪も持っている。
鬼 陪審員4号。地獄の獄卒。閻魔様に仕える。男らしいが流されやすい性格。
河童 陪審員5号。せっかち、短気、口が悪い。人間に敵意むき出し。
ランプの精 陪審員6号。ジン。人間に仕える存在だから丁寧な言葉遣い。物腰も柔らか。
魔女 陪審員7号。箒に乗れない魔女。裁判所まで飛行機と電車を乗り継いで来た。先を読むのが上手く、それを説明するのも好き。よくしゃべる。
小豆洗い 陪審員9号。おっとりとしたおばあちゃん。この場ではかどとりの面倒を見ながらみんなにおはぎを勧めてくる。
かどとり 陪審員10号。座敷わらしのような姿をした少女のおばけ。8.9歳くらい。もののかどを取る現代妖怪。
雪男 陪審員11号。雪山に住む毛むくじゃらのUMA。無口で、しゃべってもゆっくりたどたどしい。人間に敵意がある。
バンパイア 陪審員12号。最近アメリカで人気があるせいで少し調子に乗ったナルシスト。丁寧で紳士的。
場面
第一場 陪審開始
第二場 自己紹介
第三場 再度挙手
第四場 検証開始
第五場 矛盾証言
第六場 物的証拠
第七場 最終評決
第八場 題名修正
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