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ヨーロッパでの仕事の取り方。

ヨーロッパで働くようになって、多くの人から聞かれるようになりました

「どうやったら海外でそんなに仕事が取れるんですか」

聞かれすぎて、最近面倒臭い時は

「僕がめちゃくちゃ凄いからです」


の一言で終わらせてしまうんですが

もちろん、凄いから待ってるだけで仕事が来るなんて事はなく
ヨーロッパで働く上で、自分をどう売り込んでいくかは
物凄く重要な要素の一つです。

今日はヨーロッパで働きたいと思っているショーアーティストが知っておくべき
日本には無い催し、「アーティスト見本市」について記事を書いていこうと思います。

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◇見本市とは


言葉の通り、見本を展示して売買の商談を執り行う期間限定の”市”を「見本市」と言います。
日本でも家電やおもちゃの見本市なんかはよくやってますよね。

平たく言えば、その「ショーアーティスト版」がヨーロッパにはあるのです。
自分のことを売り込みたいアーティストがお金を払って作品を出品
フェスティバルやシアターのオーガナイザー、つまり作品を買いたい人が見にくる。
大きな会場にブースがずらーーーっと並び
道ゆく人々にアピールすべく、それぞれのブースを彩るんです。

「君の作品はいくらで買えるの?〇〇まで来てもらうなら交通費はどのくらい?」
「この作品なら〇〇ユーロ、こっちの作品は物が大きいから送料がかかって〇〇ユーロだよ。」
「3日間呼ぶからちょっと負けてよー。」

みたいな会話が行き交う、何とも不思議な空間。

でも売り込む側も買い手も凄く真剣に作品と向き合っている
あの独特の空気感が僕は大好きなんですよね。

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ただ、どこの見本市に行っても
仕事を取れる人はいっぱい取るし、そうじゃない人もいます。
高い出展料を払って仕事が一つも取れなかっただなんて良く聞く話。
出れば仕事が取れるという訳では無いんです。

アーティストが物凄く沢山いる分、かなりの実力主義。
運とかおこぼれで仕事が入って来る事はあっても、売れ続けるのは本当に大変なんです。
見本市に出展する場合は、十分自分の作品に自信を持てるようになってからのチャレンジをお勧めします。

主要なヨーロッパのアーティスト見本市

Internationale Kulturbörse Freiburg - Germany
https://www.kulturboerse-freiburg.de/de/

Aurillac - France
http://aurillac.net/

De Gevleugelde Stad Ieper - Belgium
https://gevleugeldestad.com/

Naoto

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