【オススメ書籍】「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問
地頭力を鍛えるで有名な細谷さんの書籍で読んでいないものがあったので、読了。
抽象と具体の行き来ができることがなぜ重要なのか?
それぞれのレイヤーで考えることの功罪を平易な言葉で語る。
シンプルに抽象的なレイヤーで思考できると、思考範囲やコミュニケーションの幅が広がることを感じさせる。
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▪️メモ
①定義と抽象化するときの技法
人と前提を合わせて、協働するときにずれやすいのが言葉の定義である。
それぞれの視界、それぞれの抽象、具体のレイヤーで認識をしているため。
例)〇〇業務における、本質とは何か?という問い
前提として、抽象化とは目的があったときに、都合よく切り出したものである。
前提や、目的をおいた上で何を切り出すか、何を定義としておくかという思考が必要。
定義を思考する際は、振り切って、100か0の2元論で考えてみる。
例えば、考えるだけで、行動しないことはよく批判されるが、ここでいう行動とは何か?
その上で、これは、行動だが、これは行動ではない。なぜなら、〇〇というものを出し切ってみる。
そうすると、構成要素や曖昧なものが出てくる。
ここら辺の思考は、日常の業務でも求められるイメージ。
そもそも、〇〇とは何か?という問いをおいたときに、ぐっと具体の事例を集約し、分類し、構成要素を整理していくプロセスに近い。
②人の思考の癖の話
前提として、自分のことほど、特殊的だと捉えて、他人のことほど一般化しやすいということを認識すると良いとのこと。
自分のことほど、一歩引いて俯瞰する。人のことほど具体的に聞き、一般化を慎重に行うことを意識したい。
対他人に対しては、その人が見えている世界や視界を想像しながら、そのまま受け取ることが大事。
一方で自分のことは、捉え直すとよくある構造・構図とおくくらいがちょうど良いのかもしれない。
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