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英語圏で一番頑張っているゲームブックメーカーはTin Man Games! ファイティング・ファンタジー等のリメイクが凄い。

こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。

英語圏のゲームブック情報を収集するにあたり、Chromeのシークレットモードで、かつGoogle.comで言語を英語に設定して"gamebook"でググってみました。

すると、一番トップはゴルフのスコア管理アプリでした……。

ぜひ”golf”で一位を取ってほしいものです。因みにgolfでは全然上位を取れていませんでした。本末転倒もいいところです。

二番目はWikipediaです。これは当然ですね。

そして三位に”Gamebook Adventures”と言うゲームブックアプリを取り扱うメーカーがリストされます。

Gamebook Adventuresと言うのはサイト名で、運営会社はこちらです。

http://tinmangames.com.au/blog/よりスクショで画像引用

結構品ぞろえが良いですよ。順を追って見ていきましょう。

実力が凄い

以前筆者はKickstarterで火吹山をPCアプリでリメイクすると言うプロダクトにお金をほんの僅かに出しましたが

火吹山の魔法使いをPCゲームでリメイクする開発費用をKICKSTARTERで資金集めしてGOALしてたけど筆者も参加してみた件

ゲームの実行画面が凄いんですよ。

こちらはKickstarterでの紹介ページですけどどうですか?

これまでに様々な作品を制作していますが、画像は勿論、キャラクターや背景の動きや音楽、各種演出などのセンスが抜群です。

実力があるのはいいですね。

コネクションが凄い

で、火吹山のPCゲームに関しては作者の全面バックアップがあります。

↑このように、イアン・リビングストン先生とスティーブ・ジャクソンUK氏が揃って写っている画像付きでサンクスメールが筆者に届きました。

リターンの中には120cm四方のファブリック製のバナーに彼らがサインしているモノがもらえると言う特典があったりで、かなり全面的に協力しています。

作者の全面的な信頼がTin Man Gamesにはあるのですね。

作品群が凄い

Gamebook Adventuresより画像引用

こんな感じですよ。

上から6番目、左から2番めに 

↑筆者のこのnoteで触れた「Trial of the Clone」 がありますね。

作者はZach Weiner氏で、アプリを制作したのがTin Man Gamesだったんですね。

凄いなあと感心します。

さまよえる宇宙船

Tin Man Games | Starship Travellerより画像引用

↑こちらは「さまよえる宇宙船」ですね。

筆者も持っていましたよ。途中でリタイヤしましたけども。

プロモーション動画もあったので置いときますね。 

何か、滅茶苦茶かっこ良くないですか?

画質や画面の切り替わり方とか文字の出方や音楽が素晴らしいですね。

Starship Travellerの光沢のあるロゴ文字やファイティング・ファンタジーのロゴがまた泣かせますよね。これは期待出来そうな動画です。

トカゲ王の島

あと、これですね。

 Tin Man Games | Island of the Lizard Kingより画像引用

運命の森

こちらもゲーム化されたんですね。

Tin Man Games | The Forest of Doomより画像引用

こちらも持っていましたが、知人にあげちゃいましたね。クリアする前に。 

かっこいですね。先ほどの「さまよえる宇宙船」とは全く異なる世界観を作り上げています。

古めかしい書物やボロボロのアドベンチャーシートが気分を盛り上げますね。

本当にこの会社はセンスがいいなと感心します。

ハウス・オブ・ヘル

Tin Man Games | House Of Hellより画像引用

次はこれですね。 

日本語版は一度1986年の「地獄の館」と言うタイトルで出版され、2009年に表示タイトルが萌化してホビージャパンから出版されました。

これはスティーブ・ジャクソンUK先生の作品ですが、もしイアン・リビングストン先生だったら間違いなく「Huh???」って言っちゃうレベルの日本版ですね。

↑自著「Deathtrap Dungeon」の日本語版イラストがこんなに萌化してがっかりTweetをしているイアン・リビングストン先生の図。

因みにホビージャパンの日本版↑はこんな萌化が施されています。上がビフォーで下がアフターです。

話を元に戻します。

ハウス・オブ・ヘルの動画はこちらです。

冒頭のファイティング・ファンタジーのロゴの出方かっこ良くありません?

物理的な動きと音もサイコーですね。そして気味の悪さが物凄く漂ってきますね。

「DARE YOU ENTER?」-「それでも君は入るのか?」

この問いかけがまたいいすね。何で危険で気味悪い思いして怪しい館に入って行くのか。怖いもの見たさって面白い人間の不条理な感情ですよね。

あと、サイコロのリアルな転がり方見ました? 質感まで表現されてますよね。

BLOOD OF THE ZOMBIES

Tin Man Games | Blood of the Zombiesより画像引用

あと、アメリカ人が大好きなゾンビです。

作者はイギリス紳士のイアン・リビングストン先生です。先生もアメリカのマーケットを考えてこの作品を書いたのでしょうかね?

これは日本語訳にはなっていないようですね。筆者の勉強不足でもし日本語版があったらゴメンナサイ。

ないんだったら再びイアン・リビングストン先生に「Huh???」って言ってもらえるイラスト満載にしたらいいと思います!

さて、動画もありましたよ。

この作品のみならず、ファイティング・ファンタジーの名作をGamebook Adventuresでリリースしていくと言う告知的な位置づけもあるのかと思える内容ですね。

まとめ

以上のように実力・信頼・人気を兼ね備えたゲームソフトメーカーだと思います。火吹山の魔法使いのPCゲーム版のリリースも非情に楽しみですね。

今後もTin Man Gamesには、名作のリメイクや新作ゲームブックに期待したいと思います。

それにしてもファイティング・ファンタジーはイギリス、Tin Man Gamesはオーストラリア、Kickstarterはアメリカって……。

この魔のトライアングルに囲まれて日本は一体どうしたら良いのでしょーか?

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