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第七の予言 (Iron Maiden) #私を構成する42枚 より
私を構成する42枚
より19枚目の紹介はIron Maidenの『第七の予言(Seventh Son of a Seventh Son)』(1988年)です。
今年は来日公演も控えているアイアン・メイデンにはターニングポイントとなる名盤が多くありますが、この『第七の予言』でメイデンツインギターの重要人物であったエイドリアン・スミスが脱退します。(その後2000年にブルースと復帰しますが)
私はこのエイドリアン・スミスのソロがとても好きなのです。
もう一方のギターであるデイヴ・マーレイも好きですが、ソロはマンネリ感が否めません。
エイドリアンは独特のソロを奏でます。
私がメイデンを聴きだしたのは意外と遅く、既にブルース・ディッキンソンも脱退していた時だったのです。
と言っても迷盤『Xファクター』から聴いたわけではありません(笑)
1stはどこかで聴いたことはありましたが、本格的に聴きだしたのはエイドリアン脱退後2作目となる『フィア・オブ・ザ・ダーク』でした。
これに嵌り、過去作も漁るようになり、『第七の予言』『パワースレイブ』『サムホエア・イン・タイム』とお気に入りが増えていきました。
なぜこの『第七の予言』を選んだかというと、『The Evil That Men Do』という曲がとにかく好きだったからです。
このライブ盤が特にカッコいい!
アイアンメイデンについて語るとかなりの量になってしまうほど好きなバンドです。
NWOBHM(ニュー・ウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)などと呼ばれていたようですが、その特徴の一つはスティーブ・ハリスによるベースにあります。
ヘヴィなギターサウンドの中でここまで個性を放つ、主張の強いベースは稀ですし、曲の多くをベーシストの彼が作っているのも珍しいと思います。
ニコ・マクブレインのツインペダルによるドラムも独特です。
そして先のエイドリアンがいて、ボーカルのブルース・ディッキンソンという異才が加入してからは唯一無二の世界を構築したと感じます。
しかし、アイアンメイデンで一番好きなアルバムを上げるとしたら、トリプルギター編成となった後の『A Matter Of Life And Death』です。
このアルバムはコンセプトアルバムで全編通してダークで陰鬱な世界が繰り広げられます。
そしてかなりプログレしてます。
この『Brighter than a thousand suns』という曲が特に好きですが、このスタジオライブ映像を当時見て鳥肌が立ちました。
エイドリアンのソロ!(でもスタジオ盤の方がキレッキレですが)
ブルースの熱唱はスタジアムやホールとは異なり、とてもいいです。
スタジオライブは有料配信でやって欲しいと思いますね。
BBCラジオのスタジオライブなどもいいですからね。
ということで、メイデンは今でもお気に入りで、ウォークマンのプレイリストの再生数も多いバンドです。
スタジオ盤よりライブ盤がやはり勢いがあって好きですが、『A Matter Of Life And Death』はスタジオ盤がとてもいいと思います。