『火花』(又吉直樹)読書感想@エッセイ風
つい先日、又吉直樹さんの『火花』を読みました。
穢れの無い理想を体現し続ける神谷という先輩と、そこに憧れながらも現実に順応する部分を残し、わずかな成功とその先に予感された諦念によって収束した徳永の関係性がとても面白かったです。
この二人の交流から、現代社会の理想と現実の大きな壁や、生きることの意味、幸せの定義についてなど、考えることができます。
以下、私事を含めて少々語りたいと思います。
私、先月コロナに罹りました。
症状は軽症の中の軽症と言っていいかと思います。