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『オリンピア1996 冠〈廃墟の光〉』 沢木耕太郎著 オリンピックとは何か、この問いはコロナパンデミックがなかったらあまり探ろうとは思わなかったかもしれない。 私はオリンピックが嫌いか、と問われれば好きだ、と言えると思う。 先日YouTubeで過去のオリンピックの名シーンを見ていたが、やはり涙腺が緩む。 4年に一度という長くも短い期間が数々のドラマを生む。 いつやろうとも競技自体に違いはないのに、特別な舞台という演出が、やはり人の心を高揚させる。 『オリンピア1996
『スマホ脳』『オリンピア1996 冠〈廃墟の光〉』 先日書店でこの2冊を購入した。 目的は『スマホ脳』だったが、いつものように目についた面白そうな本をついでに追加した。 『スマホ脳』はポピュラーサイエンス向け、と著者も書いている通り、本当はものすごく専門的な精神科医だけど、啓蒙のために難しく書いていない。 そのためとても読みやすいし、それでいて深みも感じる良書であったと思う。 自分には物足りなさもあったが、憂えるべきはやはり”スマホネイティブ”なんだと思う。 物心つ