未来へ繋ぐ音
2024年1月17日は、阪神淡路大震災から29年の日で、昨年逝去された教授、坂本龍一さんの地上のお誕生日の日でもあったらしい。
東北大震災後、被災地でボロボロになった楽器を見て胸が痛んだと言う教授。
被災した楽器を修復する活動、そして被災者の楽器が無くなった子どもたちに手渡し、子どもたちが皆で演奏する、坂本龍一代表・監督率いる、東日本大震災を体験した小学生から大学生までの混成オケ「東北ユースオーケストラ」が結成された。
教授のYMO時代の作品で、エリック・クラプトンもマイケル・ジャクソンもカバーしている『Behind The Mask』は、海外のコンサートでは、なぜかこの曲になると観客が踊り狂っていたらしいけど、この曲には東北ユースオーケストラが演奏するオーケストラ・バージョンがあった。
今日、偶然にも聴いていて、最初の音であまりのピュアさに涙出た。
演奏後のインタビューで、
感極まってなにも応えられない子どもに教授は一言…
「音楽は続いていくよ」
と声をかけていた。
阪神淡路大震災、東日本大震災、そして今も続く令和6年能登半島地震、他、
全ての震災で被災した全ての人々が安寧であるように…
そして、それぞれの中に、
震災の記憶を持ち続ける子供たち。
音楽が子どもを、
人を癒やし、
演奏する人にも
それを見たり聴いた人にも
希望をくれて、
未来に繋げてくれるように🙏✨